80型の液晶テレビ「AQUOS」(右)と80型のタッチパネル液晶ディスプレイ「AQUOS BOARD」

【ラスベガス発】「2012 International CES」で、北米で液晶テレビ「AQUOS」シリーズで3D対応の80型モデルや、法人向けのタッチパネル大型液晶ディスプレイ「AQUOS BOARD」の80型の提供を発表したシャープ。ブースでは、これらの大画面に来場者が驚嘆する姿が見られた。

シャープは、80型の「AQUOS」をメインの入口に置き、存在感を演出。また、もう一つの入口には「AUOS BOARD」を置いて、来場者が体験できるようにしている。

注目を集めていたのは、解像度7680×4320の「8K」の85型テレビ。デモンストレーションの時間には、多くの人で混雑していた。また、アイキューブド研究所と共同開発を進めている「ICC 4K 液晶テレビ」も来場者の興味を引いていた。

シャープは、他社と比べてテレビや液晶ディスプレイの展示が多く、なかでも「大型」をアピールしているのが印象的。激しくなる薄型テレビの競争のなかで、大画面化を先行することで、海外勢に対抗しようとしている姿がうかがえた。(佐相彰彦)