4色を揃えた「レイコップLITE」

レイコップ・ジャパンは、フトンクリーナー「RAYCOP」のエントリモデル「レイコップLITE」を、6月27日に発売する。価格はオープンで、メーカー希望小売価格は2万1384円。

6月11日に開催した発表会の冒頭、リ・ソンジン社長は「多くの人にハウスダストが健康にどんな影響を与えるのか知ってもらいたい」と話した。

続いて、ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニックの永倉仁史院長が、ハウスダストが引き起こす健康リスクを紹介。「ぜんそくを患う子どもが増えているが、小児ぜんそくの原因のほとんどがハウスダスト。なかでも、ダニの死骸やフンが要因となっている。ダニの繁殖に適した気候である日本は、フトンやベッドにダニが多く潜んでいる」と説明した。

フトンやベッドに潜むダニの死骸やフンを除去する掃除機として、2012年2月に発売した「RAYCOP」。ハウスダストに悩む人や子どものいる家庭だけではなく、新生活を迎える学生や社会人、新婚の夫婦、リタイアしたシニア世代などへ幅広く訴求するために機能を絞ったのが、低価格モデルの「レイコップLITE」だ。

上位モデルと同様、フトンに紫外線を照射する「光クリーン」、ダニや塵を叩き出す「パワフルたたき」、それらをマイクロフィルターに通して吸い込む「クリーン排気」を搭載。上位モデルとの違いは、「光クリーン」の出力を従来の8Wから6Wへ、「パワフルたたき」の叩く回数を毎分4000回から3300回へ、吸込み仕事率を65.1Wから29.4Wへと抑えたこと。また、吸込み口の回転ブラシは省略した。

カラーはホワイト、パステルブルー、ベビーピンク、ハニーイエローの4色。重量は1.95kg。別売で各色に合わせた収納台を用意する。

このほか、従来モデル「レイコップRS」の新色として、ピンクゴールドを追加する。希望小売価格は3万650円。