『ラストミッション』

名優ケヴィン・コスナーと『96時間』のリュック・ベッソン、『チャーリーズ・エンジェル』のマックG監督がタッグを組んだアクション大作『ラストミッション』の本編映像が公開になった。パリの通りを実際に封鎖して撮影された迫力のカーチェイス場面だ。

『ラストミッション』映像

本作の主人公は、コスナー演じるベテランCIAエージェントのイーサン・レナー。彼は余命宣告され、別れた家族と残りの時間を過ごそうとパリに向かうが、家族の溝は深まっていく。そこへ謎のエージェント・ヴィヴィが現れ、病に効く試験薬と引き換えに、冷徹なテロリストを仕留めるというミッションを持ち込む。イーサンは史上最難のミッションに挑みながら、心がはなれてしまった娘の信頼を勝ち取ろうと奔走する。

このほど公開されたのは、標的になっているテロリストのウルフとその部下アルビノを発見したイーサンが、彼らの乗り込んだ車と激しいカーチェイスを繰り広げる場面。対向車や歩行者、さらに敵が放つ銃弾を何とかよけながら相手の車両に追いつき、敵を間一髪のタイミングで倒していくイーサンの華麗なテクニックが見られるシーンだ。これまでの作品でも豪快なアクション演出を披露してきたマックG監督は、本作では可能な限りCGを使わずにアクションシーンを撮影。コスナーも多くのシーンで実際に危険なアクションに挑んでいるという。

コスナーは「優秀なスタントコーディネーターにもずいぶん助けられたんだよ。スタントコーディネーターが最初に僕を見たのが『ポストマン』で、泣いたそうなんだ。あの映画には気持ちに訴えるところがあるけど、馬やスタントもかなりあった。とにかくあれ以来彼はスタントマンになり、次にスタントコーディネーターになった。そして今僕のスタントコーディネーターだ。だから面白い縁だよね。僕をコーチするとは思ってもいなかったようだけど、今回も大いに助けてくれたよ」とコメント。長年に渡ってアクションを見せてきたコスナーが5年ぶりの主演作でどんな危険なアクションとバトルを見せるのか、公開が楽しみだ。

『ラストミッション』
6月21日(土)より、新宿バルト9ほかロードショー

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