PRイベントの模様

映画『超高速!参勤交代』のPRイベントが18日、五街道の起点である日本橋の三越本店で行われ、先払侍(2名)、毛槍奴(4名)、鋏み箱奴(4名)、駕籠かき奴(4名)、長槍持侍(4名)、供侍(2名)の20人編成による大名行列が店内で再現された。

本館1Fの中央ホールでは、江戸時代をイメージした茶屋の開設や、劇中衣装、駕籠、映画スチールの展示や、参勤交代の資料展を開催(6月24日(火)まで)。また、映画の舞台となった福島県いわき市の名産品を紹介するコーナーもあり、この日殿様役を務めたいわき市東京出張所所長の大平喜重氏は「震災から3年が経ち、今も復興の途中。ぜひ映画とともに、今後ともいわき市の支援をお願いします」とあいさつした。

また、イベントにはご当地キャラの八重たんも駆けつけ、福島を応援する「福が満開ふくしま隊」と一緒にパフォーマンスを披露していた。

映画は徳川吉宗が将軍を務めた江戸時代中期を舞台に、通常8日かかる道のりを「5日以内に江戸へ参勤せよ」と命じられた弱小貧乏藩が、知恵を絞った奇策で不可能なミッションに挑む姿をユーモラスに描く歴史エンターテインメント。『釣りバカ日誌』シリーズ、『すべては君に逢えたから』の本木克英監督がメガホンを執り、俳優の佐々木蔵之介が主人公・内藤政醇を演じる。

『超高速!参勤交代』
6月21日(土)全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼