新しい耐衝撃構造を採用した「G-SHOCK」

カシオ計算機は5月10日、耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」の新製品として、メタルと樹脂のよさを融合させた「MT-G」シリーズより、新たな耐衝撃構造を採用しながら小型・薄型化を実現した「MTG-B1000」2モデルの販売を6月15日に開始すると発表した。価格はオープンだが、税別の実勢価格は、ブラックIP処理の「MTG-B1000B-1A」が10万円、スタンダードの「MTG-B1000-1A」が9万円。

MTG-B1000は、これまでの耐衝撃構造「コアガード構造」を進化させて耐衝撃性を向上。ベゼルと裏蓋を4本のメタルパイプで連結する構造から、ベゼルと裏蓋を面状のパーツで連結して箱型のフレームを形成するようにして耐衝撃性を高めている。加えて、パーツの配置を組み替えたことにより小型化と薄型化も実現し、腕に馴染みやすいサイズに仕上げた。

バンドにはソフトウレタンバンドを採用。バンドとケースの接合部には、ファインレジンを組み込み、メタルパーツにビスで固定することで強度を確保する新構造を採り入れている。風防には、サファイアガラスを採用し、メタルパーツの各面でポリッシュとヘアライン加工を使い分けて仕上げるなど、細部までこだわった仕上がりも特長。

また、スマートフォン(スマホ)を介してタイムサーバーに接続する「Connectedエンジン」を搭載し、標準電波受信機能と合わせて世界中で正確な時刻情報を取得することが可能。スマホアプリ「G-SHOCK Connected」との連携によって、ワールドタイムやアラームなどの設定もアプリ上で簡単に行うことができる。