佐々木蔵之介

映画『超高速!参勤交代』が6月21日に公開。主演の佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、西村雅彦、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey!Say!JUMP)、柄本時生、六角精児、本木克英監督、劇中に登場する猿の菊千代も加わり、総勢10名と1匹による舞台あいさつが丸の内ピカデリーで行われた。

『超高速!参勤交代』舞台挨拶その他の写真

本作は優秀な脚本を世に送り出してきた城戸賞受賞(2011年)の作品の映画化。「5日以内に参内せよ」と無理難題を強いられた小藩・湯長谷藩が、資金も人も時間もない中で奇想天外な作戦で参勤交代を成功させようと奮闘するさまを描く。

この日の客席は満席。全国でも初回満席が続出していると告げられると、佐々木は「泣けてきますね」としみじみ。改めて初日に劇場に足を運んだ観客への感謝を口にした。

深田は一見、口汚いが実は乙女なヒロインを演じたが、その美貌に似合わぬかなり過激なセリフも…。「こんなこと言うの?というセリフがたくさんあり、不安で京都(撮影所)に向かう新幹線にドキドキしながら乗った」と明かすが「楽しい撮影でした」と笑顔を見せた。

知念は、大スクリーンにさらされる男たちのふんどし姿をアピール。「映画の見どころはケツです!」と満面の笑みで語り、女性ファンをわかせていた。

この日は、映画にちなんで各人がこれまでの人生で直面した“無理難題=ミッション・インポッシブル”を告白。伊原は、若い頃に戦隊ヒーロー番組の敵の戦闘員を演じていた経験を明かし「衣裳(全身タイツ)がFサイズしかなくて入らないんですが、『体を合わせて』と言われました(苦笑)」と明かす。ちなみに、伊原は現在、NHK連続テレビ小説『花子とアン』に出演している影響で、「グッドアフタヌーン」と劇中のセリフで声を掛けられることが多いとか。タクシーに乗った際も運転手から「グッドアフタヌーン」と言われ、どう返したらいいものかと“無理難題”に困惑したとも明かし、会場は笑いに包まれた。

『超高速!参勤交代』
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