『マレフィセント』ジャパンプレミアに登場したアンジェリーナ・ジョリーとエル・ファニング

ディズニー映画最新作『マレフィセント』のジャパンプレミアが23日に東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われ、主人公のマレフィセントを演じるアンジェリーナ・ジョリー、オーロラ姫役で共演するエル・ファニングがそろって出席した。会場には約2500人のファンが駆けつけ、ふたりの登場に大興奮した。

その他の写真

マレフィセントとは、オーロラ姫に“永遠の眠り”の呪いをかけた邪悪な妖精。映画は多くの人々を魅了した名作アニメ『眠れる森の美女』をマレフィセントの視点から語ったもので、なぜマレフィセントが幸福に暮していた姫の前に現れ、彼女を眠らせたのかを描くミステリアスなファンタジー大作に仕上がった。

「悪役が主人公というのは、とても珍しいと思う。映画にこめたのは、どんな苦境に立たされても、愛があれば乗り越えることができるというメッセージ。すべての人々、特に子どもたちにぜひ見てほしいわ」(ジョリー)、「愛にはいろんな形があるってことを描いた作品。大切なのは、周りにあふれる愛を見つける目をもつべきということ」(ファニング)とアピールにも熱がこもる。

ジョリーが日本の地を踏むのは、昨年7月にパートナーのブラッド・ピットが主演した『ワールド・ウォー Z』のプロモーションに同行して以来、約11か月ぶり8度目。「子どもたちと(原宿の)キディランドに行ったり、渋谷でしゃぶしゃぶをいただいたわ。日本は大好きだけど、いつも滞在時間が短くて。もし時間さえあれば、もっといろんな場所に足を運びたいわ」と日本への想いを語った。

一方、初来日を果たしたファニングは「すっかり日本が好きになりました。昨日はオフだったので、原宿でいっぱいショッピングしちゃったわ」とご機嫌だった。関係者によると、ふたりがプレミアで着用していたブランドは、ジョリーがベルサーチ、ファニングがアレキサンダーマックイーンだといい、劇中同様、黒と白のコントラストが印象的だった。

『マレフィセント』
7月5日(土) 2D/3Dロードショー