日次コースでの容量追加イメージ

NTTコミュニケーションズは、モバイルデータ通信サービス「OCN モバイル ONE」の「容量追加オプション」を6月25日からすべてのコースに拡張し、追加した容量の繰り越しに対応する。あわせて、Android搭載スマートフォン/タブレット端末向けの「OCN モバイル ONE アプリ」に、高速通信をオン/オフすることで、データ通信容量を節約できる「ターボ機能」を追加する。

「容量追加オプション」は、これまで月次コース(1GB/月コース、2GB/月コース)だけで提供していたが、機能を拡充して、すべてのコースで提供するとともに、追加容量の繰り越しにも対応する。

日次コース(50MB/日コース、80MB/日コース)では、追加料金として税別500円を支払うことで、申込み当日に限り高速通信を使い放題にするとともに、追加容量を使い放題にする。申込み回数は月に6回までで、複数SIM契約の場合はすべてのSIMで追加容量を自由に使うことができる。

速度制限コース(500kbpsコース)では、0.5GBあたり税別500円の追加料金によって、受信時最大150Mbps、送信時最大50Mbpsの高速通信が利用でき、容量を月に最大3GBまで、0.5GB単位で追加できる。高速通信は「ターボ機能」をオンにすることで利用でき、複数SIM契約の場合はすべてのSIMで追加容量をシェアする。

月次コースと速度制限コースについては、申込み当月内に消費できなかった追加容量の翌月への繰り越しに対応。申込み月の3か月後の月末まで、自動で繰り越す。

「OCN モバイル ONE アプリ」に新たに追加した「ターボ機能」は、高速通信を利用状況に応じて切り替えることができる。メールやSNSなど、低速通信でも十分な場合は「ターボ」をオフにすることで、通信容量を節約できる。複数SIMで容量をシェアしている場合は、SIMカードや端末ごとの発信番号単位で「ターボ」をオン/オフできる。

価格は無料。対応OSは、Android 4.0~4.4/2.3。なお、iOS版の「ターボ機能」搭載「OCN モバイル ONE アプリ」の提供は、7月中旬以降を予定している。