米マイクロソフトは、6月23日、オンラインストレージサービス「OneDrive」で無料で利用できる容量を、現在の7GBから15GBに拡大すると発表した。また、容量の追加料金を約70%引き下げる。今後1か月以内に実施する予定。

写真、動画、ドキュメントのすべてを1か所に保存し、利用中のデバイスからアクセスできるように、無料で15GBを提供する。容量を追加する場合の料金は、100GBの場合が、現行の月額799円から190円に、200GBの場合は、1199円から380円に、それぞれ引き下げる。すでに購入しているユーザーは、手続きなどの必要はなく、新しい料金に自動で移行する。

「OneDrive」は、最新のWindows 8.1でOSに統合し、意識することなく、クラウド上にファイルを保存できるようになったほか、Office製品からも気軽に使用することができる。PCで作成したファイルは、クラウド上のストレージと同期し、「OneDrive」を使用している他のPCやデバイスでも最新の状態で利用できる。ネット環境があれば、いつでもどこでも最新のファイルにアクセスすることができる。Windowsだけでなく、Windows Phone、iPhone、iPad、Androidスマートフォン/タブレット、Mac OSなど、幅広い環境に対応する。