シャープが5月8日に発表した2018年夏モデル「AQUOS R2」は、世界で初めて動画と静止画の同時撮影を可能にしたスマートフォンだ。同日の発表会にゲストとして登壇したフォトグラファーの黒田智之氏は「動物を撮るのに最適でしょう」と評価する。その理由は、AI(人工知能)だ。

「R2」は、AIが動画撮影中に被写体や構図を分析し、子どもの笑顔の瞬間やペットがカメラを向いた瞬間といった決定的な場面をとらえて、自動的に撮影する機能を搭載している。静止画用のカメラは、被写体にあわせてAIが最適な撮影モードを自動で選択するため安心だ。

カメラには、画角が135°の超広角な動画用カメラ「ドラマティックワイドカメラ」と、約2260万画素の高精細な静止画用カメラを搭載。手ブレ補正やフォーカス機能などを最適化することで、被写体が動いてもピントが合った動画と鮮明な静止画を同時に撮影できる。

撮影した動画と静止画は組み合わせて再生できるほか、SNS投稿用としてAIが静止画を撮影したタイミングの、前後数秒の動画を切り出すことも可能になっている。

黒田氏は、「今までのスマートフォンでは、ペットが振り向いた瞬間に撮影することは不可能に近かった」とコメント。従来のスマホで一瞬の出来事を撮影する際には、シャッターボタンの反応速度だけでなく、ユーザー自身の反応速度が速くなければならない。「R2」なら、動画を撮っているだけで、最適なタイミングで写真を撮れるため、気構える必要もなく気軽に撮影を楽しめるようになる。

また、シャープの通信事業本部パーソナル通信事業部の小林繁事業部長は、「写真は精細感を、動画は臨場感を重視している。場面によっては、動画で撮ればいいのか、静止画で撮ればいいのか、わからないこともあるだろう。そのような悩みも、動画と静止画を同時に撮影できる『R2』が解決する」と説明する。ハイエンドモデルならではの強みを前面に押し出して、スタンダードモデルとの差異化を図る。

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