「LCD-M4K281XB」と「USB-4K/DP」の使用イメージ

アイ・オー・データ機器(I・Oデータ)は、4K対応の28型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K281XB」と、4Kに対応する世界初のUSBグラフィックアダプタ「USB-4K/DP」を、7月に発売する。

4K対応28型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K281XB」は、フルHDの4倍の解像度3840×2160ピクセルで映像を鮮やかに表示。これまで表現が難しかったディテールを思う存分楽しめる。1秒間に60コマを表示する4K 60Hz出力に対応し、滑らかで鮮明な映像を映し出す。

バックライトのちらつきをなくした「フリッカーレス」設計に加え、目の疲れや体内時計を狂わせる作用があるといわれているブルーライトを低減する「ブルーリダクション」機能を備える。

親画面でゲームをしながら子画面でSkypeなどができる2画面表示「PIP(Picture In Picture)」機能や、最大で4画面分割表示ができる「POP(Picture Out Picture)」機能を搭載。視野角は上下160°/左右170°、コントラストは1000:1。応答速度は5msで、オーバードライブ機能を有効にすると最大2.5ms。動きの激しい映像やゲームをくっきリ表示する。

入力端子は、ディスプレイポート×2、HDMI×1、HDMI(MHL)×1、アナログ入力×1。ステレオミニジャック、2.5W+2.5Wのステレオスピーカーを備える。Windows PC、Macに対応し、OSには依存しない。スタンドを除くサイズは幅663×高さ383×奥行き61mmで、重さは5.6kg。価格はオープンで、税別実勢価格は7万4000円前後の見込み。7月下旬に発売する。

4K対応USBグラフィックアダプタ「USB-4K/DP」は、PCとDisplayPort搭載の4K対応液晶ディスプレイをつないで、簡単に4K解像度の映像を表示。デジタルカメラで撮影した高画質の写真をフルHDの207万画素の約4倍の829万画素で出力できるので、画質を損なわずに楽しむことができる。スマートフォンで撮影した写真も、細やかな質感や遠近感が堪能できる。

対応OSはWindows 8.1/8/7。なお、Windows 7 Starterは、マルチディスプレイモードに対応していない。サイズは約幅44×奥行き76×高さ14mmで、重さは約31g。税別価格は1万4300円。7月中旬に発売する。