『マダム・イン・ニューヨーク』 (C)Eros International Ltd

「ぴあ」調査による2014年6月27日、28日のぴあ映画初日満足度ランキングは、インドで大ヒットしたヒューマンコメディ『マダム・イン・ニューヨーク』がトップに輝いた。2位にエベレスト初登頂の実話を基にした山岳映画『ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂』が、3位にソン・ガンホ、イ・ジョンジェが出演した『観相師-かんそうし-』が入った。

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1位の『マダム・イン・ニューヨーク』は、ごく普通の主婦がニューヨークを舞台に人生を謳歌する様を描いたインド映画。観客からは「同じ主婦として共感する点が多かった。ありふれた生活から違う世界に飛び込むチャレンジ精神に勇気をもらった」「年齢に関係なく努力する主人公の姿に感銘を受けた」「学び挑戦することで人生はより豊かになると改めて感じた」「人生における幸せの見つけ方のヒントが隠されている映画」などの声が寄せられ、30代から70代の観客から支持された。

2位の『ビヨンド・ザ・エッジ…』は、1953年に世界最高峰エベレスト初登頂を成し遂げた登山家・エドモンド・ヒラリーの冒険を3D映像で再現した山岳映画。出口調査では「現在ではブームになっている山登りだが、この時代はそれこそ“冒険”だったんだと感動した。3Dで観る映像は想像以上だった」「ヒマラヤの雪が荘厳で、山の素晴らしさを物語っている。山登りのプロからの視点は記録映画に近いものがあって興味深い」「約60年前の話で、現在と装備もまったく異なるのに登頂を果たしたことに感動した。私も趣味で山に登るので、あきらめちゃいけないという思いが湧いてきた」などのコメントが寄せられた。

(本ランキングは、6月27日(金)、28日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)