米トランプ大統領は米国時間の5月13日(日本時間14日未明)、米国の制裁措置で事業停止に追い込まれている中国の通信機器メーカー・ZTEについて、習近平国家主席との間で事業再開に向け協議していることをTwitterで明らかにした。

トランプ大統領は「中国の大手電話メーカーZTEが速やかに事業に復帰できるよう、習主席とともに取り組んでいる。中国であまりに多くの職が失われている。打開に向けた指示を商務省に出した」と投稿。具体的な対応内容には触れていないが、米国企業とZTEとの取引を禁じた措置を緩和する可能性がある。

同日の別の投稿では、「貿易に関するこれまでの長年の協議は、中国側に有利な不公平な形で行われてきたため、米中両国にメリットのある合意を行うのは難しい」と不満を表明。ZTEへの制裁のきっかけとなった、同社によるイランへの製品輸出は前オバマ政権時代に発生したものだが、トランプ大統領はこの問題を利用して、中国との通商交渉を有利に進めようとしているものとみられる。(BCN・日高 彰)

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