■国内最大級の宇宙イベント『宇宙博2014』開催

この夏の目玉といえば、なんといっても7月19日(土)から開催される『宇宙博2014 -NASA・JAXAの挑戦』ではないでしょうか!

 

「NASAエリア」会場イメージ photo by Duarte Lima Villas, Paulo Costa Dias

これはオランダ、スペイン、トルコなどを巡回したアメリカ航空宇宙局(NASA)公認の「NASA展」と、日本限定の「JAXA展」が同時に実現した国内最大級の宇宙イベント。NASAとJAXAの協力により、宇宙開発の第一歩から最新の活動までを一望することができます。

NASAエリアではスペースシャトル「アトランティス」の前部胴体の実物大モデルが登場。JAXAエリアでは国際宇宙ステーションの1/10スケールモデルや小惑星探査機「はやぶさ」の実物大モデルに加え、「きぼう」日本実験棟を実物大で精密に再現したモデルを展示。「きぼう」日本実験棟の実物大モデルは、内部にも入れる体験型展示だというのでワクワク!

 

スペースシャトル「アトランティス」前部胴体とキャビン(実物大モデル) photo by Duarte Lima Villas, Paulo Costa Dias

また、宇宙エレベーターなど近未来に実現が予想される“宇宙開発の未来”に触れることができるエリアや、火星探索計画の成果展示エリアも。ここでは、火星探査車「キュリオシティ」のNASA製作実物大モデル機が米国外で初めて展示されます。

 

火星で撮影された「キュリオシティ」の自画像 ©NASA/JPL-Caltech/MSSS

さらに、超高精細映像と3次元音響による、圧倒的な臨場感を実現した8Kスーパーハイビジョンシアターも必見。幕張メッセの大フロアに、実物大モデルや貴重な実物資料など300点以上が並び、世界の宇宙開発の現在を体感観できるイベントです。

■宇宙に関わる仕事を体験!『カンドゥー・スペースセンター』


『宇宙博2014』開催で盛り上がる幕張には、もうひとつ宇宙関連スポットが。

 

昨年12月、イオンモール幕張新都心ファミリーモールにグランドオープンした、インスピレーションがきらめく、もうひとつの世界「カンドゥー」。

ここでは、JAXAが全面協力をしたアクティビティが6月1日に登場。スペースセンターの新人クルーになって、国際宇宙ステーション(ISS)に向けて補給船「こうのとり(HTV)」を乗せたH-ⅡBロケットを打ち上げます。みんなで力を合わせてロケットを宇宙に届けなければいけない重大ミッション!リアリティのある設定で、宇宙に関わるお仕事を体験することができます。最後には宇宙飛行士からのメッセージも!これもJAXA協力ならでは。

スペースセンタークルーの他にも、宇宙旅行のツアープランを企画するツアー・プランナーやツアー・コンダクターのお仕事体験も用意。今の子どもたちには、宇宙の仕事も身近になる!?