7周年を心のどこかで目標にしてやってきた気がする(智)

Bass・瑠伊 拡大画像表示

―― そんな風に良い雰囲気の中で走ったツアーのファイナルが、7月7日、ZeppTokyoであると思います。そんなファイナルに込めた想いとは?

瑠伊 7月7日はツアーファイナルであり、7周年の始まりである日なんです。その日への想い入れっていうのはすごくあります。

今回のツアーで、自分の中で結構変わったと思うものがあって。前回のツアーでは、俺、あんまり自分をさらけ出し切れなかったんですよ。今回はそれを取っ払えるようにって目標でツアーを回ったんです。で、それが上手にできていたような気がする。

だから、それを7月7日に、しっかり出せればいいなぁと思って。 悩んだ時期はブレイクスルーできたので、ツアーファイナルでは新たなる瑠伊を見せられるかなって思ってます。

 

 
Drums:Tohya 拡大画像表示

Tohya 今回はツアーファイナルとしてライブをするんですけど、7月7日のライブはファンにとってもバンドにとっても、毎年重要な位置づけなんですよ。

7月7日はvistlipの結成日なので、環境が変わってライブに来られなくなってしまったようなファンの子も、「この日だけは行きます」って言ってくれたりするんですよね。

だから、1年に1回しか僕たちのライブを観られないようなファンのためにも、ツアーで培ったいろんなものを、最高の形で全部ライブで出せたらいいなって。

個人的には、今回のツアーでは各会場でドラムソロをやっていたんですよ。その集大成というか、各地で得られたものをファイナルで出し切れたらなと……。

智 ほんとに何か得たものあるの(笑)?

Tohya いや……実はふざけたことやってただけなんですけど(笑)。大きい会場なので、大きくふざけられたらいいなって思っています! ヤンマー節を炸裂させられたらいいなぁと。

 

 
Guiter・Yuh 拡大画像表示

Yuh 瑠伊と同じこと言うようだけど、ツアーファイナルであり、7周年のスタートなんで。vistlip的には、ここからの1年間は7周年イヤーという大切な1年なんですよね。7周年というお祭り的な年の始まりとして、その皮切りにふさわしいライブにできたらいなって思っています。

 
Guitar・海 拡大画像表示

海 今回のツアーって、わりと小さめの会場が多かったんですよね。ステージが大きいと自分の動きとかいろんなものに制限がないし、Zepp Tokyoで久々に広いステージでライブできるな、という解放感がありますね。

智 大阪の会場がなんばハッチだったんだけど、大きな会場でやったときにはやっぱり思い出に残る良いライブしたなって思ったよね。大阪であんなに良いライブができたのも、すごく久しぶりだったと思うし。

海 特にZepp Tokyoでは久しぶりにやるんで、楽しみだなぁ。あと、7周年なので、ちょっといつもと違う特効とかを使おうって思ってるんですね。

ステージから見せるというよりかは、観ている人の体感を変えたりするために考えてる特効とかもあるので。楽しみにしてて欲しいですね! 7月7日のチケットはSOLD OUTになっているので、迷ってチケット買わなかった人には、相当損したなって思わせられるライブになる予定です。

 

 
Vocal・智 拡大画像表示

智 俺はこれまで、7周年を心のどこかで目標にしてやってきた気がするんです。だから、やっとこの年を迎えられるのかと……。その感慨深い日を迎えて、7周年の1年間が始まるっていう。絶対に記憶に残るライブにしなきゃいけないって思ってます。

自分の中では、今のvistlipってすごく環境が良くて。その中で、自分がなりたい自分になれそうな気がしている時期なんです。たとえば「もっと歌がうまくなりたい」って思えば、練習ができる環境だったり、見てくれる人がいたり、メンバーもいっぱい応援してくれて。

すごく環境が整ってる中で、ライブも最高のものをやらないと、自分が損するなって思ってるんで。気合いというよりかは、自分で自分を試したいというか、そういう気持ちで迎えるんだろうなって思ってる。

―― 今は気力が充実している、vistlipにとって良い時期だということですね。

智 いろんなことが楽しいと思える時期なんです。音楽も、子どものころ夢見て、それが大人になって実現して、普通はそれがだんだん「仕事」になっていくものなんだろうけど。

単純にその音楽というものが今、楽しいなってもう一回思えている時期だし、それって人生であと何回来るかわからないような貴重な時間だと思う。それが7周年に訪れてくれたというのが、すごく運命的だと思います。7月7日は、来てくれた人の記憶にも残るような、良いライブにしたいと思ってる。