前夜祭の模様

AKB48の活動を追ったドキュメンタリー映画第4弾『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』の公開を前に、渡辺麻友、柏木由紀、島崎遥香らメンバーが3日、“前夜祭”と銘打って舞台あいさつを行なった。

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シリーズ最長となる約1年半にわたりメンバーにカメラを向けた本作。“エース”大島優子の卒業や国立競技場公演の中止、さらには岩手県での握手会で起きたメンバーへの傷害事件など、あらゆる事件を通じ、メンバーたちの素顔を映し出す。

舞台あいさつには渡辺麻友、柏木由紀、島崎遥香、小嶋陽菜、高橋みなみ、横山由依、北原里英、木崎ゆりあ、加藤玲奈、岡田奈々、倉持明日香、西野未姫、向井地美音、高橋栄樹監督が登壇。

今年の総選挙で念願のセンターを獲得した渡辺は「去年も(センターを)獲ろうと思ってましたが獲れず、その悔しさをバネにこの1年を全力で頑張ってきました。いままで生きてきた中で一番うれしかったし、この7年間が無駄じゃなかった、頑張ってきてよかったと実感できました」と改めて喜びを口にする。

その総選挙で「卒業…しません!」とドッキリ発言を仕掛けた小嶋は「(卒業)しようと思ってたのは事実です。でも総選挙の1~2週間前に『しない』と決めて、その時から(ドッキリを)やろうと思って、言葉の間も考えてました。練習しました(笑)」としてやったりの表情。

大組閣でNMB48との兼任となった柏木は「土地柄、控室でも笑いを求められる…」と戸惑いを口にしつつ「(AKBとNMBの)どちらの立場でも、グループ全体を盛り上げたい!」と意気込みを口にした。

総監督の高橋はこの1年半を「様々な出来事があり、悲しかったりつらいことの方が多かったかもしれない」と述懐。そして「ドキュメンタリーである以上、触れないわけにはいかなかった」と劇中でも描かれるメンバー傷害事件の様子についても言及する。その上で「立ち上がれないとき、それでもそばにいてくれたのはメンバーでありみなさん。少しずつ、前に進みたいと思いました」と改めて、仲間や応援してくれるファンへの感謝の言葉を口にし、会場は温かい拍手に包まれた。

『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』
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