“地球を守るのは人類だ”と書かれたポスター(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

マイケル・ベイ監督が手がける超大作シリーズの最新作『トランスフォーマー ロストエイジ』の公開にあわせてネット上に“Transfomer dangerous”と題したサイトが立ち上がり、人類に注意を呼びかけている。

“Transfomer dangerous”動画

トランスフォーマーは様々な乗り物や機械が瞬時にして別の形に“トランスフォーム”する金属生命体で、オプティマス・プライム率いる善なるトランスフォーマー“オートボット”と、地球の侵略を目論む“ディセプティコン”が地球全域を舞台に死闘を繰り広げてきた。その結果、世界各地で大きな被害が発生。シリーズ第3作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の舞台となったアメリカのシカゴでは甚大な被害が発生した。問題のサイトとあわせて公開になった映像では、3年前に起こったシカゴでの映像が紹介され「トランスフォーマーによる脅威は続く。目撃情報はこちらの電話番号へ(855.363.8392)」と訴えている。サイトには世界各地の被害状況が紹介されており、日本の新聞記事も掲載されている。

問題は、このサイトを作った団体が、人類を守るために死力を尽くして戦っているオプティマスら“オートボット”たちも人類の敵だとみなしていることだ。新作映画『…ロストエイジ』では地球を守るために戦ったオプティマスたが人間から追われる立場になっているそうで、彼らは乗り物などの姿で身を隠しているという。地球を新たな故郷として愛し、人間を守るために戦ったにも関わらず人間から裏切られてしまったオプティマス司令官は、宇宙から襲来した新たな敵を前に、再び戦うのか? 人類とオートボットの友情は終わってしまうのか? 新作映画では豪快なアクションだけでなく、人間とトランスフォーマーのドラマもしっかりと描かれるようだ。

『トランスフォーマー ロストエイジ』
8月8日(金) 全国ロードショー