劇団四季『ウィキッド』、上演回数2000回を記録 劇団四季『ウィキッド』、上演回数2000回を記録

東京・電通四季劇場[海]にて上演中のミュージカル『ウィキッド』が7月3日、国内通算上演回数2000回を達成した。同日、記念の特別カーテンコールが行われ、劇場はお祝いムードに包まれた。

ミュージカル『ウィキッド』 チケット情報

2003年にブロードウェイで誕生した『ウィキッド』は、今や世界中で累計観客動員数3600万人を超える大ヒットミュージカル。『オズの魔法使い』の知られざるプロローグを描く内容で、賢いが激しい気性と緑色の肌を持つエルファバ、自己中心的だが美しく人気者のグリンダというふたりの魔女の友情と成長がドラマチックに描かれる。日本では劇団四季によって2007年に東京にて初演。以来大阪、福岡、名古屋と公演を重ね、2013年8月からは再び東京にて上演中だ。

この日は本編終了後、オーヴァチュアが流れる中、ふたたびグリンダ役の鳥原ゆきみが登場。「みんな、私に会えて嬉しいのね。私もよ」と劇中のセリフを織り交ぜつつ、「今日は『ウィキッド』上演2000回なの。それを記念して、お祝いのパーティよ!」という掛け声で、ダンサーたちが華やかなパフォーマンスを繰り広げる。そして「ミュージカル ウィキッド 2000th Performance in Japan」の大看板が現れ、オズの魔法使い役・松下武史がこの公演をもって通算2000回を達成したことを報告。「のべ182万人のお客さまの熱いご支援に導かれて、本日、この日を迎えることができました」と感謝の気持ちを伝えると、客席からは大きな拍手が沸きあがった。

その後も熱いアンコールの拍手は鳴りやまず、出演者たちは何度も舞台に呼び戻される。笑顔で手を振る出演者たちに、観客もスタンディングオベーションと大きな拍手で祝福を贈っていた。

東京公演は11月16日(日)の千秋楽まで、同劇場にて上演。チケット発売中。

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