習い事を始めるのは、だいたい幼稚園の年中・年長以降だと思いますが、子どもに習い事をさせていると、必ずぶつかる問題があります。

それは、子どもが「習い事を辞めたい」と言ってくること。きっとママ達みなさん経験があるのではないでしょうか?

そんな時、どんな風に対応するのがいいのでしょうか?

今日は『モンテッソーリ教育で伸びる子を育てる』の著者で、日本・欧米いいとこどり育児を提唱する平川裕貴が、子どもの習い事について、子どもの性格に応じた考え方や辞めたいと言ってきた時の対応についてお話ししたいと思います。

好奇心旺盛でなんでもやりたがるタイプ

こういうタイプの子は、親が勧めても「ヤル!」と言ったり、テレビで見てカッコいいと思ったスポーツを習いたがったり、友達がやっていると「自分も!」とやりたがったりします。

好奇心旺盛で積極的だけれど、反面飽きっぽく、何事も長く続かないことも多いです。

こういう子の場合は、最初から「嫌なら辞めてもいい」という姿勢で臨む方がいいでしょう。

何でも外から見るのと実際やってみるのとでは、ずいぶん違うということがありますね。

やってみて合わないとか、もっと続けたいという意欲がわかないのであれば、辞めさせていいと思います。

この時気をつけたいことは、「自分でやると言ったのに!」とか「何をやっても続かないんだから」と子どもを責めないことです。「面白くなかったの?残念だったね」くらいの声かけで済ませましょう。

実のところ「やってみなければわからない」のですから、こういうタイプの子は、「やってみよう」というチャレンジ精神を大切に育ててあげる方がいいと思います。

そのうち、自分が心から興味を持てるものがみつかるでしょう。その時は、他もいろいろ経験していますから、目移りしないで取り組めると思います。

一つのことに集中するタイプ

興味を持ったら、そればかりに集中するタイプの子もいますね。

乳幼児期から、気に入ったおもちゃがあれば、そればかりで遊ぶような子です。

そういうタイプの子は、習い事を始める時に、すでに自分の意思をしっかり表明すると思います。

「嫌なものは嫌」と見向きもしませんから、習い事も本人が納得したものになるでしょう。

こういうタイプの子が「辞めたい!」と言ってきた場合は、何か大きな原因があるかもしれませんから、その理由をしっかり聞いてあげましょう。

もし、その習い事そのものがもう面白くなくなったというのであれば、辞めさせてもいいと思います。他に何かやってみたいことが出てきているのかもしれません。

でも、例えば先生が変わったとか友達と何かあったという場合は、辞めるのではなく、「続けられる方法を一緒に考えよう」と子どもと話してみましょう。

教室を替えたり、曜日や時間を替えることで解決できるかもしれません。

親の言うことを素直に聞くタイプ

比較的おとなしくて、親の言うことを素直に聞くタイプの子は、親がやりなさいという習い事を嫌がらずにやるでしょう。

こういうタイプの子は、自分の意思を積極的に表す方ではなく、自分から「辞めたい!」と言わないことも多いと思います。

イヤイヤであっても、親を悲しませたくないから続けているということもあるでしょう。

ですから、よく観察してあげることが大切です。

習い事をしている時や、その話をしている時の表情や態度を観察して、時々「どう楽しい?」と聞いてあげ、「他にやりたいことがあったら辞めてもいいよ」と言ってあげるといいと思います。

そしてもし「辞めたい」と言ってきたら、決して責めずに「どうして辞めたくなったの?」と優しく理由を聞いてあげてください。

このタイプの子は、嫌でも我慢していることも多いので、こういう機会を捉えて、本音を言っていいのだと伝えてあげましょう。