「海宝直人 Birthday LIVE 2018 Home My Home」が、海宝の誕生月である7月に千葉、東京、愛知で開催される。海宝に話を聞いた。

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7歳で劇団四季のミュージカル『美女と野獣』でチップ役として初舞台を踏んで以来、ミュージカルを中心に活躍し、今年5月にはロンドン・ウェストエンドで『TRIOPERAS』に挑戦する海宝。その30歳を記念して行われる今回のコンサートは、出身地である千葉の市川、活動の拠点である東京では歌を中心に、愛知では海宝がボーカルを務めるロックバンド「シアノタイプ」をゲストにバンドライブを中心に披露するという。

「30歳の節目に今まで応援してくださった方はもちろん、最近知ってくださった方にも楽しんでいただけるようなコンサートにしたいと考えています。市川と東京では、ミュージカルナンバーを中心に。自分が関わった作品や自分を育ててくれた作品の楽曲を歌いたいです。愛知は会場がZepp NAGOYAということで全然違うものになりそうです。シアノタイプでスペシャルなライブがしたいですね」と海宝。ミュージカルナンバーは「ディズニーがなければ今の自分はないと感じているので、出演したディズニー作品の楽曲は歌おうと思っています。普段は歌えないような女性の曲も歌いたいですね」。千葉と東京は10人以上編成のオケを予定しているそうで、「僕は5、6人編成が多かったのですが、今回は節目ということもあって大きめに」

構成から海宝が考え、つくりあげるコンサート。「僕は個人的にコミュニケーションが得意ではないので、歌は自分の表現したいことや自分の中にあるものを出すツールのひとつになっていて。だからコンサートは“自分という人間を表現する場”なんです」と大切な時間だ。

30歳という節目の年。「今年は初めて海外の作品に出演しますし、チャレンジが多い1年になるだろうなと思っています。今は、密なストレートプレイやミュージカル、海外での挑戦も含め、いろんなものを吸収していかなきゃいけない時期だと思っているので、未来の大きいビジョンというよりも、そういうものを貪欲に手に入れたいなという気持ちが強いですね」

新たなチャレンジの真っ最中にいる海宝の「今」を伝えるコンサート。ぜひ会場に足を運んで、その勢いを体感してほしい。

公演は、7月7日(土)に千葉・市川市文化会館 大ホール、7月11日に東京・東京オペラシティ コンサートホール、7月16日(月・祝)に愛知・Zepp NAGOYAにて上演。チケットは発売中。

取材・文:中川實穗

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