PT-P750W

ブラザー販売は、業界で初めてNFC(近距離無線通信)を搭載したラベルプリンタ「P-touch PT-P750W」を、8月1日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は1万5660円前後の見込み。

NFCを搭載し、NFCに対応するAndroid端末を本体にかざすだけで無線LAN接続ができるラベルプリンタ。

IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANに対応し、PCやスマートフォン、タブレット端末からワイヤレス印刷ができる。スマートフォン/タブレット端末からの印刷では、iOS/Android対応の専用アプリ「Brother iPrint&Label」を使った端末画面でのラベル作成/編集ができ、スマートフォン/タブレット端末だけでラベル印刷が完結する。PCは、USB接続による印刷にも対応する。

印刷機能は、「標準印刷」(180×180dpi)に加えて、新たに「高解像度印刷」(180×360dpi)を搭載。従来の1枚ごとに自動でテープをカットする「オートカット機能」とともに、複数枚の連続印刷に便利な剥離紙を切らずにラベルのみにスリットを入れられるハーフカット機能を備える。

簡易ラベル作成ソフト「P-touch Editor Lite」を搭載し、PCにソフトをインストールしないですぐに使うことができる。また、バーコードラベル作成や凝ったデザインのラベル作成など、多彩な機能を備えた無償のラベル作成ソフト「P-touch Editor 5.1」をダウンロードして利用できる。

電源は単3形アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池6本で、別売のリチウムイオン充電池「BA-E001」も使用できる。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista、Windows Server 2012 R2/2012/2008 R2/2008、Mac OS X 10.9.x/10.8.x/10.7.5。サイズは幅78×高さ143×奥行き152mmで、重さは約800g。