食品サンプルケースの歴史

食品サンプルケースが登場したのはiPhone3Gが発売された2010年。もともとストラップヤで食品サンプルのストラップを販売しており、それの売上が好調だったのが開発の発端。正直売れる見込みはなかったものの、「オモシロいから」というノリで焼きそば、ベーコンエッグ、日の丸弁当、衣フライのケースを作ってしまったんだそう!

しかし、うれしい誤算。食品サンプルケースが意外と売れたんです! 乗りに乗った社内では2011年から2012年にかけて1月1個、新しい食品サンプルケースを発売することに。

 

例えば8月はかき氷にカブトムシ! その季節にちなんだものを発売していったんだそう。大体企画構想から商品販売までは2~3週間。その期間で食品サンプル職人さんにテスト品を作ってもらい、社内での精査なども行われていくんだそう。

 

試行錯誤でネタと実用性を両立!

日の丸弁当、うな重、ネギといったものもありますが、実はこれ世代順に並んでいるんです。最初に発売されたのが日の丸弁当。話題性もありかなり好調だったものの、残念ながらカメラホールの白飯部分にフラッシュの光が反射して写真が白く飛んでしまうという声も。

「ただ、リアルさを追求するとどうしてもここのご飯の厚みは譲れない…。それならいっそカメラホールをなくしてしまえ!」と作られたのがうな重です。食品サンプルケースのようなオモシロいものを求めているお客さんには、カメラホールがないことはあまり弊害にならずこちらも好評だったそう。

しかしやはり多様なニーズに応えるべく実用性も見直され開発されたのがネギのケース。試行錯誤の末、カメラホール位置も、インパクトも両立したのがこちらのアイテムなのです!