・White Lung(7/26 WHITE STAGE)


やんちゃで破天荒でガーリーなロック!そんな簡単に一筋縄ではいきません。ラウドでパンクなんだけど、メタル?何かが違う。ヴォーカル、ベース、ドラムが女性、ギターが男性1人、カナダ・バンクーバー出身のWhite Lung(ホワイト・ラング)。

ジョニー・マーがメタル弾いたらこうなるんじゃないか、なんていう鮮やかなギターも大変魅力なんですが。何と言ってもフロントマン、Mish Way嬢の圧倒的なカリスマオーラ。突き刺さるシャウト、細かいことで悩んでたらブン殴られるようなキリキリ具合があります。“Riot Grrrl(ライオット・ガール、日本とアメリカでは微妙に意味が違う)”なんて言葉もありましたが、やっぱりちょっとアブなそうでロックな女性はカッコイイですよね。

イントロから全てを持っていかれるフルスロットル全開のスピード感、楽曲の殆どが2分弱、先日リリースされた『Deep Fantasy』も全10曲で22分という、無限リピート間違いなしの快作です。

 

SUMMER SONIC

比較的交通の利便性も良い都市型フェス。ジャンルレスとも言えるそのラインナップは毎年物議を醸すこともありますが、お笑いステージもあるような幅広いエンターテインメントフェスですからね、振り幅と派手さは他フェスに負けません。先日アヴリル・ラヴィーンの参加も発表になりましたが、今回は男性バンドの紅一点、女性ベーシストをピックアップ。


・Chthonic(東京 8/16 RAINBOW STAGE、大阪 8/17 FLOWER STAGE)


Chthonic(閃靈/ソニック)は台湾のシンフォニック・メタルバンド。二胡、箏、猟首笛などの台湾の民族楽器を取り入れたオリエンタル要素は世界的にも受け入れられ、オズフェストを始め多くのフェスに出演、アジアが世界に誇るメタルバンドです。

白塗りグロテスクメイクの印象も強いバンドですが、目立つのは紅一点ベーシスト、バンドのリーダーでもある葉湘怡(Doris Yeh/ドリス・イエ)。メタルと女性、特にセクシーな衣装は相性抜群、その美貌から国内はもとより米英の雑誌表紙なども飾るほど。
 



・The Pixies(東京 8/17 SONIC STAGE、大阪 8/16 SONIC STAGE)


最後は今年4月に23年ぶりのアルバムをリリースしたThe Pixies(ピクシーズ)。影響を与えたバンドは数知れず、オルタナティブ・ロックシーンを牽引したアメリカの伝説のバンドです。

注目したいのは、サポートベーシストのPaz Lenchantin(パズ・レンチャンティン)。アルゼンチン系アメリカ人で鷲鼻の美脚美人。かつて、A Perfect Circle(パーフェクト・サークル)や美女ベーシスト選びに定評のあるビリーコーガンのバンド、Zwan(ズワン)に参加、現在はサイケデリックバンド、The Entrance Band(エントランス・バンド)のメンバーとして活躍中。ロックだけに留まらない広い音楽知識と、ベースのみならず、ギター、ピアノ、ヴァイオリンまでもこなすマルチな才能を持ち、ピクシーズにおいてもサポートながらもその才能は遺憾なく発揮されております。

ベースのヘッドに添えられた大きい薔薇と、艶めかしく動く美脚とともに唸る魅惑のグルーヴはまさに大人の女を感じさせます。
 


セレブやスターたちへ痛烈の皮肉を歌い、今世界が最も注目する女性シンガー、LORDE(ロード、フジロック)や海外トップモデルと思わせるエレクトロR&B、BANKS(バンクス、サマソニ)などのシンガー・ソングライター、今回紹介しきれなかった女性アーティストたちがまだまだたくさん。

夏フェスの見どころは人それぞれあるのではないかと思いますが、「美女と共に見る夏フェス」というのもいいかもしれません。