佐藤健

映画『るろうに剣心 京都大火編』の公開を前に10日、“納涼イベント”と銘打って試写会が開催。主演の佐藤健と武井咲が浴衣姿で舞台あいさつに登壇した。

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和月伸宏の人気漫画の実写第2弾にして、ファンの間で人気の「京都編」を「京都大火編」「伝説の最期編」の二部作として連続公開。自分の後を継いで人斬りとなり、いまは明治政府の転覆を目論む志々雄真実の野望を食い止めるべく、剣心が再び京に赴く。

この日は客席にも浴衣姿の女性の姿が目立ったが、佐藤は客席を見渡し「浴衣好きとしてはうれしい。今年の夏は浴衣でいこうかと思います!」とニッコリ。鞠の模様の浴衣姿の武井を「斬新なキャベツ柄の浴衣ですね(笑)」とイジり、会場の笑いを誘っていた。

前作よりもさらにパワーアップしたと言われるアクションが注目を集める本作。佐藤は「(スクリーンを)観ていて、体が動いちゃうと思います」と臨場感あふれるアクションに仕上がっていると自信をのぞかせた。「前後編に分かれてますが、僕らはひとつの映画のつもりで作ってました。実は前半はまだ剣心は全然、本気を見せてません。後編の本気の剣心を見てほしい」と「京都大火編」の公開前から早くも完結編となる「伝説の最期編」にも言及し、ファンの期待を煽った。

武井演じるヒロインの薫も本作では殺陣シーンを見せている。武井は「薙刀で死に物狂いで戦いました! うちのアクション部は徹底的で『人を殺す気なら首を狙え!』とか言ってくるんです(苦笑)」とその激しさをうかがわせた。

佐藤は「何も聞かずにまっさらな気持ちで観てほしい」と出来る限り、事前の情報は入れずに作品を楽しんでほしいと訴えた。その上で「他の作品と比べても思い入れが本当に強いです。ぜひたくさんの人に観ていただきたい」と改めて、並々ならぬ本作への情熱を口にし、会場は期待を込めた熱い拍手に包まれた。

『るろうに剣心 京都大火編』
8月1日(金)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー
『るろうに剣心 伝説の最期編』
9月13日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー