『イントゥ・ザ・ストーム』(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

巨大竜巻の脅威を圧倒的なスケールで描いた映画『イントゥ・ザ・ストーム』の予告編映像が公開になった。タイトル通り、すべてを飲み込み、はるか上級へと吹き飛ばしてしまう竜巻の“内部”に引きずりこまれるような映像だ。

『イントゥ・ザ・ストーム』予告編

本作は、アメリカ中西部の田舎町シルバートンに、想像を絶する巨大な竜巻が発生し、街を飲み込んでいく様と、そこに居合わせた人々の極限のドラマを描くもの。『タイタニック』『アバター』の第二監督として活躍してきたスティーブン・クォーレが監督を務め、『ホビット』シリーズのリチャード・アーミティッジやドラマ『ウォーキング・デッド』のサラ・ウェイン・キャリーズらが出演する。

劇中に登場する竜巻は、ニュース映像などで時おり見かける竜巻とはくらべものにならないほど巨大で強力だ。その直径は3200メートルもあり、秒速135メートルで移動。頑丈な家屋を一瞬して粉々にしてしまう力をもち、ジェット機はあっという間に竜巻に飲み込まれて宙を舞う。このほど公開された予告編でも、屋根や鉄骨が一瞬にして破壊されて人々が悲鳴をあげる場面や、発生した火災を巻き込んだ“燃え盛る竜巻”が街を襲う場面など、アッと驚く映像が次々に登場。劇中では随所に“POV(主観)”映像が取り入れられており、観客は実際に未曾有の竜巻被害に巻き込まれる状況を体感できるという。ちなみに映画館では映像に加えて、劇場の四方八方から風のあがる音や物が壊れる音が立体的に聞こえてくるように設計されており、映画館の大スクリーンとサラウンド環境で観賞することで、さらにリアルな体験ができる作品に仕上がっているようだ。

『イントゥ・ザ・ストーム』
8月22日(金) 全国ロードショー