生前のピナ・バウシュの姿を捉えたドキュメントが日本公開決定!

2012.1.16 18:2配信
『ピナ・バウシュ 夢の教室』(C)TAG/TRAUM 2010

2009年にこの世を去ってもなお、世界で熱い支持を集めている舞踏家ピナ・バウシュの生前の姿と、創作の裏側に迫った貴重なドキュメンタリー作品『ピナ・バウシュ 夢の教室』が3月3日(土)から日本公開されることが決まり、このほど予告編映像が公開された。

『ピナ・バウシュ 夢の教室』予告編

『ピナ・バウシュ 夢の教室』は、演劇的な手法を舞踏に取り入れ、独自の舞踏表現を確立しただけでなく、パフォーミングアートに多大な影響を与えたピナ・バウシュ女史が、ダンス経験のまったくない40人のティーンエイジャーと共に彼女の代表作のひとつ『コンタクトホーフ』を上演するまでの10か月間を追ったドキュメンタリー作品だ。

規律訓練型のレッスンで鍛えたダンサーの踊りではなく、出演者たちの経験や身体の個性を見つめることで独自の表現を追求してきたピナ・バウシュだが、その創作のプロセスはこれまでほとんど明かされることはなかった。しかし、本作ではカメラが彼女の創作の現場に潜入。出演者たちの生い立ちや現在の悩みに真摯に耳を傾け、それを“言葉を必要としない芸術”である舞踏へと昇華させていくピナ・バウシュと、慣れないダンスに戸惑いながらも次第に“舞踏家”として成長を遂げていく若者の姿を映し出すことに成功している。このほど公開された予告では、リハーサルスタジオで学生たちを相手に時に激しく要求を出し、時に静かにパフォーマンスを見つめるピナ・バウシュの生前の姿を見ることができる。

2月には、彼女の死後に撮影された3Dドキュメンタリー『PINA/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』が日本公開されるなど、改めてピナ・バウシュの成果に注目が集まっているが、彼女の姿をじっくりと映し出し、さらに“誰も観たことのない創作者ピナ”の姿を収めた『ピナ・バウシュ 夢の教室』は、彼女のファンだけでなく、ライヴアートに興味のある観客や映画ファンからも支持されることが期待される。

『ピナ・バウシュ 夢の教室』
3月3日(土) ユーロスペース・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

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