『プレーンズ2』の日本語版キャストを務めた瑛太、ハリセンボン

俳優の瑛太がディズニー最新作『プレーンズ2/ファイアー&レスキュー』の日本語吹替版で、前作に続き主人公の飛行機・ダスティ役を務め、故障を機に消防レスキュー隊としての第二の人生を歩む姿を好演。また、お笑いコンビ“ハリセンボン”の近藤春菜と箕輪はるかが、放水が得意な水陸両用艇のディッパー、レーキ器具搭載車のパインコーンをそれぞれ演じている。

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「ダスティは前作の世界一周レースで優勝し、夢を持って突き進む青年から、少し有頂天で“天狗”になっていたのかもしれません。その分、故障という挫折が大きくのしかかりますが、それもまた人間だれしも経験することなので、共感できるし前作に増して演じがいを感じました」(瑛太)

ハリセンボンのふたりは本作がシリーズに初参加となり、「ディッパーはダスティにあこがれる女の子。今回、瑛太さんとは声での(間接的な)共演でしたが、大好きなダスティと恋する気分になれましたし、いい男ぶりは瑛太さんにバッチリ重なりました」(近藤)、「私は救助現場の障害物を片付けて、仲間を助ける女の子なので、ある意味、春菜とふたりで“Wヒロイン”ですよね、本当に」(箕輪)とすっかり役になりきっている。

ダスティをはじめ、個性豊かなレスキュー隊員たちがプロフェッショナルに徹し、自らの職務に全力で取り組む姿をエモーショナルに描く本作。瑛太は俳優として、近藤と箕輪はお笑い芸人として、どんなこだわり=流儀をもって仕事に臨んでいるのだろうか?

「あまり決めつけない、ということですね。演じる上では台本や役作りも大切ですが、何より現場で起こることに反応し、そこで生まれる“何か”を演技に反映させていきたいと思っています」(瑛太)

「私は持ちネタの『○○じゃねえよ!』に反応できるように、メガネをかけたぽっちゃり有名人の名前は常にチェックしています。今日も打ち合わせなしで、『ジョン・ラセターじゃねえよ!』と言えた自分をほめたいですね」(近藤)、「しっかり食事をとって、とにかく健康でいられれば…」(箕輪)

『プレーンズ2/ファイアー&レスキュー』
公開中

取材・文:内田涼