SNH48として舞台に立つとき、これまでは“150%完璧にしていかなきゃいけない”っていう気持ちがスゴく強かったんです。それがなくなったというか。うーーーん、何て言えばいいのかな。

上海の劇場に初めて立った時は、“絶対にキメキメでやる”っていう気持ちしかなくて。ステージに立てる喜びをすべて出し切ろうと思って、“必死”っていう感じだったんです。

でも、先日の公演は8カ月ぶりで、もちろん間違えちゃいけないし、パフォーマンスも完璧なものを見せたいという気持ちはあるんだけど、でももう初日ではないから、ちょっとリラックスしてやってみようかな、という気持ちで劇場に立ったんです。

そうしたら、キメキメじゃない自分が、逆にすごく楽しかったんです。

――現地の空気に合わせることができたって感じでしょうか。

そうです、そうです!! 

中国には日本と違う現地の空気感があるんです。キメキメじゃない、ゆるやかな雰囲気っていうか。それを自分の中でいい方向に活かせるようになったんです。

メンバーとか、ファンの皆さんの空気感に合わせて、その中で、一曲ずつ雰囲気を変えたりして自分を出していったら、めっちゃ楽しかったんです。

実は、現地のメンバーにもずっと前から言ってることなんですが、早取りしちゃうところもあって。それにも自分なりに対応できるようになって…

――佐江ちゃん、“早取り”というと?

ダンスのカウントがワンテンポ早いんです。ファンの皆さんの応援の掛け声も早めなんです。以前はそれに戸惑ったけど、今回は自分にあったテンポで自由に踊ったんです。そういうふうにやったら“自由にやらせてもらってる”っていう感じがして!

――そういう感覚は、なかなかないですか?

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