『自由が丘8丁目』(C)2014 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.

加瀬亮が主演するホン・サンス監督の最新作『自由が丘8丁目』がヴェネチア映画祭のオリゾンティ部門へ出品されることが発表された。本作は12月にシネマート新宿ほかで公開される。

『自由が丘8丁目』はホン・サンス監督の16作目の作品で、ヴェネチア映画祭への出品は『教授とわたし、そして映画』以来2度目。男女の恋愛を独自の視点と手法で描き、ヨーロッパでも絶大な人気を誇るホン・サンス監督は、これまでカンヌ映画祭への出品が8作、ベルリン映画祭への出品が3作ある、三大映画祭の常連監督のひとりだ。

かねてから監督のファンだと公言していた加瀬は、雑誌のインタビューで本作で主演を務めることについて「監督の現場以上に幸せだったと思ったことはない」と語っている。

映画は、年上の韓国人女性を追いかけてソウルへとやってくる男・モリ(加瀬)のさまよう恋愛模様が描かれる。モリが通うカフェ“自由が丘8丁目”で働く女性をムン・ソリが演じるほか、『ヘウォンの恋愛日記』の主演チョン・ウンチェなど、ホン・サンス映画の常連が出演している。

『自由が丘8丁目』
12月シネマート新宿ほかにて公開

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