“歌いうたい”D-LITE
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本編最後のMCでは、「やっぱり、歌手は唄うときが一番しあわせですね」としみじみ語るD-LITE。韓国デビューを振り返りつつ、ファンへの感謝を述べると「僕にとってステージは、いまだに緊張する場所なんです。ステージというのは僕と皆さん、音楽を聴いてくださる方たちとの“約束”(の場所)だと思っています。もし声が出なくても、約束を果たすために勇気をもってライブに臨んでいます」と、歌手としての信念を口に。

そして、ステージではひとりではなく、「ファンの皆さんの心を感じながら唄っていて、そのときは本当にしあわせで、どんな宝物より貴いです」と、心から唄うことへの喜びを語った。

また、ファンと「思い出をたくさん作っていきたい」と話し、「この瞬間を忘れてしまっても、いつかまた思い出して、昔からの友達のように、あいかわらず笑顔で迎える存在、離れていてもいつも一緒にいるような存在、僕は皆さんとそんな存在になりたい。これからもずっと皆さんの傍にいて、皆さんのために唄い続けます」と約束した。

迎えた本編ラストは、『じょいふる』と『Hello』で大盛り上がり。『じょいふる』のコール&レスポンスでは、昨年のツアーの“復習”として、男性だけ、女性だけ、ヒップホップバージョン、演歌バージョンなど、会場と呼応して思い切り遊ぶ。そして、今回の新バージョンとしてD-LITEが繰り出したのは“BIGBANGバージョン”。メンバーのソロ曲を用いたもので、V.Iバージョンは『Strong Baby』、SOLは『RINGA LINGA』、T.O.Pは『DOOM DADA』、G-DRAGONは『ピタカゲ(CROOKED)』と、それぞれの楽曲の一部分を『じょいふる』の歌詞に替えて大盛り上がった。

さらに、『Hello』では、ふたたびドラム演奏も披露。向けられた人を笑顔にしてしまう、D-LITEの笑顔のような、元気いっぱいの弾けたステージでめいっぱい観客を楽しませて本編を終えた。

アンコール前には、自身がプロデュースしたツアーグッズの紹介映像でも楽しませるD-LITE。自身も出演し、ここでも爆笑をさらい、隙のないエンタテイナーぶりを発揮した。