『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著
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子どもに英語の読み聞かせをしている、という参加者の方が紹介するのは『7つの習慣』。

「あ! 知ってる」という声が多く出て、「でも途中で挫折しちゃった。眠くなっちゃう」という声もあった。
自己啓発本のようだが、皆「知っている」という様子に、さすが起業家の会だな、と一人で妙に納得の筆者。

 
次にエステティシャンの川連(かわつれ)さんが本を紹介

紹介した本は『置かれた場所で咲きなさい』(渡辺和子著)。こちらの本も「あー!」と深くうなずく人、多数。

 

続いて、非営利団体としてイベントをする際に、参加費をどのくらいにするか、ということについて考えを語る榊原さん。

榊原さんは、子育て支援事業のNPO団体代表
おなじみの経営学者・ドラッカーの、『非営利組織の経営』についての本
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参加する人や講師のモチベーション、運営会社のやりくりなどバランスが大事であり、持続可能なビジネスであることを前提にやっていく重要性は、会社も非営利団体も同じだ。

紹介していたのは、リンゴの無農薬栽培『奇跡のリンゴ』で有名な木村秋則さんの本

続いて、家族で有機農法を用いた野菜を作っていて、その販売方法について相談に来ていた樋口さん。

本の紹介のあとは、野菜の販売方法について相談。みんなで話し合いさまざまな意見が出されていた。

 

このように、自分の仕事について他業種の人の目から見たアドバイスがもらえるというのが交流会の魅力だろう。お互いの悩みを相談しつつ、それぞれの専門分野を生かしたコラボレーション企画がこのような話し合いから生み出されるようだった。

読みやすくまとめられているという、ドラッカーの『マネジメント』の紹介もあった
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若井さんのお気に入りだという『知の逆転』
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読書会では、経営の話あり、子どもの話あり、たまに旦那さんの話もあり・・・。
「幼稚園のママ友とはできない話がここではできる」という声もあった。

子どもがいながら、自分のスタイルで働きたい、という会員が多いマムプラス。同じような境遇の人が集まっているので、お互いの悩みも相談しやすい雰囲気のようだ。

取材を終えて

先日の新聞記事に「スウェーデンの専業主婦の割合は2%、日本は38%」と働いている女性の割合を比較する記事が掲載されていた。「口コミでどんどん会員が増えていった」というマムプラス。今は専業主婦でも、起業に興味があるママというのは潜在的に多いのかもしれない、と感じた。
小さい子どもの子育て中で「なかなか仕事の時間が取れないが、やりたいことがある」という女性がどんどん働ける世の中になれば、ゆくゆくは日本経済の発展に貢献していくことになるだろう。
今後のマムプラスの活躍に期待したい。

次回の交流会は10月7日を予定しているそう。興味のある方は参加してみては?

取材協力:起業ママの会 マムプラス

※本記事は2012年7月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

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