パク・ユチョン
©KIM SANGDUK / KNTV
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――撮影現場での先輩俳優たちとのエピソードを教えてください。
パク・ユチョン「いろいろ記憶に残っているシーンがあります。序盤でチャン・ヒョンソン先輩がソ・イヒョンさんをしゃがんだ姿勢で発見するシーンがありますよね。そのシーンの姿勢をマネしながら、先輩に挨拶しました。撮影が終わったあと、しゃがみながらチャン・ヒョンソン先輩の声のトーンで、『先輩さようなら』って(笑)。そんなことも面白かったですね。

あと記憶に残っているのは、撮影の途中でソ・イヒョンさんの結婚が発表されたことですね(笑)。監督や俳優、みんなでお祝いして、いろいろ話をしました。祝福すべき、うれしい出来事です。からかったりもしましたね。そんなことも楽しかった。

また劇中で、チャン・ヒョンソン先輩は途中で亡くなりますが、回想シーンでたびたび登場しますよね。それが好きだったので、回想シーンをたくさん作って、何回も出てくださいって頼みました。先輩と僕が焼酎を飲む場面があるんですが、実は最初のシナリオにはありませんでした。ある人の意見で急に付け加えられた場面だったんですが、先輩はいろいろ考えて役作りをしてきたんです。僕は、先輩が作り上げてきた演技に身を任せました。そんな空間を先輩が作ってきてくださったのです。すごくうれしかった。

楽しいエピソードが多かったですが、トラブルもありました。アクションの練習をしているときに、実際に殴ってしまったり。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。人生の中で、人を殴る機会は、普通はほとんどないですよね。アクションをする人は、殴られても痛がらないのです。僕が『ごめんなさい、大丈夫ですか』と何度聞いても、『大丈夫です』としか言わないんですよ」

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