3)そんな装備で大丈夫? 日焼けや熱中症対策もしっかりしよう

 

コミケは午前中に行くと、会場に入るまでにかなりの時間並びます。始発で行って5時間ほど、開幕時間に訪れて1時間ほどです。

いずれにせよ長時間並ぶのですが、待機する場所によっては日陰がほとんどありません。帽子をかぶる、日焼け止めを塗る、冷却グッズを用意する、水分をきちんと摂取するなど、日焼け対策や熱中症対策をしっかり行いましょう。

ただし、日傘はNGです。会場前やそこにいたる道では、かなりの人口密度になるので、日傘は使用できません。隣の人に当たって危険ですし、アナウンスでも閉じるように注意されます。雨の場合も同様で、傘ではなく雨ガッパが必要になります。

並んでいる最中にたくさん汗をかきますが、スプレーの制汗剤は周囲の人の迷惑になるので、汗拭きシートがおすすめ。そしてもちろん動きやすい靴や服装で行くことです。本を購入して回る際には、買ったものがすぐに収納できるような肩掛けバックや紙袋を持っていると便利。肩掛けバックは、人混みで迷惑がかからないように抱えるように前に回して持ちましょう。また、本は重いので、紙袋の場合は2枚重ねにして強度を上げて使いましょう。

通常のお財布とは別に首などに下げられるポーチやコインケースを用意して、その中にコミケ用のお金を入れておくことをおすすめします。お財布を頻繁に出し入れしなくていいので、会計のときもスムーズです。財布をどこかに置き忘れたりする心配も減りますね。

その他、ゴミを持ち帰るためのゴミ袋も必要です。雨が降ったときには購入した本やグッズの保護にも使えるので、必ず持って行きましょう。

 

4)コミケで最大限に注意すべきは「体調」

去年の夏コミでは体調不良の人が続出し、救護室が満員になってしまいました。当日の水分補給など熱中症対策などはもちろん、前日はきちんと睡眠をとって体調を万全にしておきましょう。

万が一具合が悪くなってしまった場合は近くのスタッフさんに声をかけてください。慌てて救急車を直接呼んだりしないこと。スタッフさんを介して会場内に常駐している東京消防庁の救急隊に連絡を取ったほうが迅速に対処してもらえます。

 

5)飲み物は現地に着く前に確保する。トイレで絶望しないように注意!

暑い中、水分の確保は大切です。会場内の自販機やコンビニはもちろん、会場前や駅前のコンビニも大変混雑するので、飲み物は現地に入る前に多めに確保しておくと確実です。トイレもたいへん混み合いますので、ギリギリまで我慢してからトイレに向かうと絶望します。余裕を持って行きましょう。朝の開場待ちをしている場合、朝の8時半以降になると入場待機列に戻ることができなくなってしまうので、それより前に一度行っておくといいでしょう。