作品のなかに入って動物たちと遊べちゃう?!

動物たちが住むアニメーションの景色のなかに鑑賞者の姿が映し出され、まるで一緒にいるかのような体験ができる映像インスタレーション。

春には「はなさかじいさん」、冬は「ゆきだるま」など四季の出来事をテーマにした「体験する絵画」になり、春・夏・秋・冬で違った映像が映し出されます。

花びらが舞ったり、動物たちが駆けまわったり、作品に入り込んで楽しむことで、自然との交流を満喫できます。

四季折々の風景が美しい作品。筆者は腕を上げると花びらがひらひらと舞う春が、娘はゆきだるまに自分の顔が投影される冬がお気に入りでした。

乳幼児と一緒に楽しめる展覧会は貴重! 親子で良い刺激になりました

ぐるっとワンフロアを回って、展覧会は終了。最初の水路をテーマにした作品から、最後のアニメーション作品まで、1歳半の娘は全ての作品に興味を持って楽しんでいるようでした。

美術館で子どもと一緒に楽しむには、触ったり遊んだりできる体験型の展覧会が最適。カラフルで美しい色やユニークな形に触れるのも、子どもにとって良い体験になると思います。

帰り際、記念にパシャリ。最後まで上機嫌な娘なのでした

また、東京都現代美術館は2階に多目的トイレやオムツ替えスペース、1階と地下1階には授乳室も完備。ベビー&キッズ向けの設備が充実している点も出かけやすいポイントになっています。

行くたびに色んな遊びができそうなので、開催期間中にリピートしたいと思います。

 

■ワンダフル ワールド
会場:東京都現代美術館
期間:開催中~8月31日(日)※月曜休館

編集プロダクション株式会社イメージング・ワークス勤務。首都圏のおでかけ情報誌を中心に、雑誌の編集・ライティングを行う。2012年末に娘を出産し、人生観が約90度変わる。ライフワークバランスについてゆるりと考えつつ、子連れで行けるイベントや遊びスポットを日々模索中。