彼が他の女性と仲良くしているところなんて、見たくない。楽しそうに笑って話していたりすると、胸の内に黒い感情が湧き上がってくることも……!

こういう嫉妬って、恋をすれば誰しもがちょっとくらいは味わうものかもしれませんね。

でも、嫉妬と疑念がセットになってしまうと危険です。

特に、些細なことで浮気を疑うと、最初は彼女一筋だったタイプの男性の心境にも変化が。

今回は、映画『シルヴィア』(監督:クリスティン・ジェフズ)をもとに、不幸を呼びこんでしまう「嫉妬」の感情について考えます。

繊細すぎて嫉妬

『シルヴィア』は、90年代に活躍した実在の天才詩人シルヴィア・プラスの伝記映画。主人公のシルヴィアは、同じく才能にあふれていた詩人テッド・ヒューズと運命の恋に落ち、映画は二人の関係を主軸にしたものになっています。

テッドの視線が他の女性に向いた一瞬の様子を見とがめて、浮気を疑い始めるシルヴィア。映画上では、繊細すぎる彼女が確たる証拠もないうちから激しい被害妄想に憑かれ、挙動不審に陥っていくかのように描かれています。

結局、テッドは疑惑の女性と関係を結ぶことに。実話をもとにした作品で、変更のしようがない箇所ではあるものの、「なんでここで彼女を裏切るかな」と思ってしまうな展開です。

疑われた後で浮気した?

なぜ、テッドはシルヴィアを裏切ってしまったのでしょうか?

あくまでもこの映画においては……ですが、シルヴィアの憂鬱や怒りが先にあって、テッドの浮気行動は後で起きているかのように見えなくもありません。

家の中がすっかり陰気になってしまい、それに、彼女のコワ~い態度に耐えかねたテッドが、外に癒しを求めてしまったようです。

疑われると悲しいから。疑われ続けて疲れたから。そういう理由で愛を保てなくなった可能性はあります。

「彼のことを信じられない!」というマイナスオーラを発していては、運命の恋でさえ終焉を迎えてしまうのです。

想像は現実化する

天才詩人であるがゆえに並外れていたシルヴィアの想像力が、不幸を引き寄せてしまったような印象もあります。

ポジティブであれネガティブであれ、そのことばかりを強く想像していたら、現実化してしまった経験はないでしょうか。

「浮気したでしょ!」と本気で言っていたら、それが予言であったかのように彼が裏切り行為に走る。まだ起きる前から「きっとそうなるに違いない」と心配していたら、本当に最悪の事態が起きてしまう……。

このパターンで恋愛中に地雷を踏んでしまう女性は多いと思います。

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