3.話し言葉に敬語が混じる

「さあそろそろ帰りましょうか」などのセリフは「そろそろ別れましょうか」とイコールです。

もともと敬語は親しくない人に使う言葉。「僕たちはもう親しくない」ということ。

4.エッチがいつもと違うパターン

さっさと終わらせる。キスもない。それはすでに飽きている、する気がないけどしている…という状態です。

しかし、反対に濃厚なのも注意です。精神的なつながりでなく肉体的なほうに比重を置くようになったのかもしれません。または堪能して別れるつもりの場合も。

5.忘れる

「そうだっけ?」と前回のデートの最中に話したことを忘れている。「あ、忘れてた」と、貸してくれる約束のものを忘れる。こんなことの繰り返しは、あなたの影が薄れてきた証拠です。

男性は恋人と別れる決心がついてもズバリ言えないのです。それは、いろいろなしがらみや感情なのかもしれません。でも意思は固まっているので、ところどころにサインが出ているのです。

それを理解できるかどうかは、あなたの観察力にかかっています。

彼の“別れたいサイン”を感じたときの対処法

サインを感じ取ってしまうと、どうしても感情的になり必死になってしまいがち。冷静になり、なぜ彼が別れたいサインを出すようになったのか、あなたのことを好きではなくなっていそうなのかを考えましょう。

サインが見えている、と言うことは、まだあなたとデートはできている。会ってくれているということなので、大嫌いではない状態です。少し罪悪感がある程度でしょう。

そこで、いきなり必死になって連絡を取ったり機嫌をとる行動はしないようにしましょう。「あ、何か察したな」と、もっと冷めてしまいますし、「これは別れのチャンス」と思い始めます。

  • いつもより多く連絡をとらないこと:かなり少なくしましょう
  • 原因を考えること:原因を取り除きましょう
  • デートの時は無邪気に楽しく、付き合った頃のように。そして彼に優しくすること:楽しかった頃に戻り、もう一度彼に考えさせましょう

いちばんの対処法は、彼への連絡をかなり少なくすることです。連絡をしないということは「なにもあなたに執着ありません」ということ。そこで「ラッキー」と彼は思うかもしれませんが、たいていは「あれっ、連絡が来なくなったな。サインを出しすぎたかな、冷たくしすぎたかな」と思うもの。

冷たくあしらおうとしている彼女に、先にそっけなくされると気になってしまうのが男心。以上のことを行うと、変化が気になって思いとどまる男性もいるのです。

彼の“別れたいサイン”に気づいたら、このように行動してみてくださいね。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。