2018年5月19日(土)~20日(日)にかけて、中国・上海で大型同人誌即売会『COMICUP 魔都同人祭 22』(以下上海CP)が開催されました。こちらの記事では、参加されていたコスプレイヤーとその取り巻く情報をレポートしていきます。

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『上海CP』は、中国最大級を誇る同人誌即売会として知られますが、同じくコスプレにおいてもトップクラスの規模を誇る人気のイベントです。このイベントに合わせて、上海だけでなく近郊の都市、上海から離れますが広州といった中国の大型都市、そして台湾や日本からもコスプレイヤーが訪れています。

中国本土ではTwitterやFacebook、LINEといった主要のSNSが利用できないため、なかなか日本で情報が出回らないのですが、規模の大きさや規制の少なさから、コスプレ界隈ではかなり注目を集めています。

コスプレエリアは、企業ブースのエリアと同人エリアの中間にある広い通路と、両エリアの外にある野外エリアの一部。一見狭く感じますが、両エリアの中間通路は幅があり縦に長く、また野外エリアも広範囲に屋根付きで広がっているので、コスプレをするには申し分ない広さが確保されていました。

ちなみに今回はいつもと違う国家会展中心が会場だったのですが、いつも開催される上海新国際博覧中心はアジア第2位の広さを誇るイベント会場で、その広さは国家会展中心よりもさらに広いです。

また日本と大きく違う点として、コスプレ衣装や装備などに規制がないためか、日本のイベントではまず見ることができない大型コスプレを見ることができる点。

日本のイベントの場合、周りへの配慮を考慮して禁止されることが多いのですが、『上海CP』の場合は会場が広く、かなり大きくてもそれほど邪魔には感じません。もちろん、人でごった返す場所ではさすがに邪魔に感じてしまいますが…。