白物家電メーカーや重電メーカーが加盟する日本電機工業会(JEMA)は5月31日、会長交代の記者会見を開催。新会長に柵山正樹氏(三菱電機会長)が就任した。なお、副会長には長榮周作氏(パナソニック取締役会長)が就任。

就任の挨拶で柵山会長は、「今年5月にJEMAは70周年の節目の年を迎えた。IoTやエネルギー、環境分野でさまざなま課題を乗り越え、次の10年を展望してさらなる歴史をつくりだしていく」と語った。

中長期的な視点からは、「日・米・欧を中心にIoTやインダストリ4.0の世界的な動きがあるなか、我が国として目指す超スマート社会のソサエティ5.0と、さまざまなもののつながりによって新たな付加価値が創出されるコネクテッド・インダストリを具体化させる動きが加速していく」と捉えた。

白物分野では、HEMSに対応した製品群やIoT時代のスマートホームを構成するスマート家電の製品群の創出と市場拡大を目指していくとした。