第36回PFFぴあフィルムフェスティバル

今秋で36回目を迎える映画祭“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”のプログラムとゲストが明らかになった。昨年に続いて日本の特撮に焦点をあてた特集が開催されるほか、矢口史靖と鈴木卓爾が続けてきた“ワンピース”プロジェクトの20周年企画も開催される。

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“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。今年も全国から集まった528作品の中から21作品が入選作として映画祭の前半の日程で上映され、グランプリなど各賞が決定する。

9月20日(土)には昨年に続いて特撮の魅力を掘り下げる『素晴らしい特撮の世界』が開催。日本の特撮ファン必見の2作品(タイトルは後日発表)の上映を行い、その後、犬童一心(映画監督)をナビゲーターに尾上克郎(特撮監督)、佛田洋(特撮監督)、樋口真嗣(映画監督)、矢口史靖(映画監督)が参加するトークイベントが行われる。同日夜には、矢口監督と鈴木監督の短編制作プロジェクト“ワンピース”の20周年記念イベントが開催。新作、未公開作含む10数本が上映される。

他にも、世界的に再評価が高まっている羽仁進監督の特集や、新旧の傑作を上映する“SF映画特集”も予定されており、詳細は追って発表になる。映画祭は、9月13日(土)から東京国立近代美術館フィルムセンターで11日間にわたって開催され、その後に名古屋・神戸・京都・福岡で順次開催を予定。東京会場のチケットは8月16日(土)に発売になる。

第36回PFFぴあフィルムフェスティバル
9月13日(土)から25日(木)まで
東京国立近代美術館フィルムセンター(東京・京橋)にて開催
(以降、名古屋・神戸・京都・福岡にて順次開催)