映画『るろうに剣心 京都大火編』『伝説の最期編』出演者たち(C)和月伸宏/集英社 (C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会

俳優の佐藤健が1日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演作『るろうに剣心 京都大火編』の初日舞台あいさつに登壇した。本編上映後の舞台あいさつは初めてだといい、「ドキドキするし、気まずいですね。皆さんどんな感じなの?」と落ち着かない様子。ファンから「面白かった」など好意的な声があがると、ホッと安心した表情を浮かべていた。

その他の写真

和月伸宏の人気コミックを原作に、2012年に興行収入30億円強の大ヒットを記録した『るろうに剣心』の続編。原作ファンの間で人気の高い“京都編”を、『京都大火編』『伝説の最期編』の2部作で映画化。激動の幕末を刀1本で生き抜いた伝説の人斬り・緋村剣心が、政府転覆を目論む最狂の敵・志々雄真実の暗躍を阻止すべく“最期の戦い”に身を投じる。

メガホンを執った大友啓史監督は「おかげさまで、おととい出来あがりました。ホッとしています」と『伝説の最期編』の完成を報告。「今日はご覧になった皆さんの“戦い終わった感じ”が伝わってきます。でも次はもっとヘロヘロにさせます。ぜひ覚悟してお待ちください」と期待をあおった。

初日舞台あいさつには主人公・緋村剣心を演じる佐藤、大友監督をはじめ、武井咲(神谷薫役)、伊勢谷友介(四乃森蒼紫役)、青木崇高(相楽左之助役)、神木隆之介(瀬田宗次郎役)、江口洋介(斎藤一役)、藤原竜也(志々雄真実役)が出席した。

この日はカナダ・モントリオールで行われるファンタジア国際映画祭への正式出品に加えて、フィリピン・マニラでのアジアプレミア開催が発表された。フィリピンではすでに150館規模での公開が決定しており、8月6日(現地)のプレミアには佐藤、武井、青木、大友監督の出席が予定されている。

取材・文・写真:内田 涼

『るろうに剣心 京都大火編』
公開中

『るろうに剣心 伝説の最期編』
9月13日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー