映画『LEGO(R) ムービー』のブルーレイ&DVD発売を記念して行われたトークイベントに俳優でタレントの坂上忍が、自身が講師を務める子役養成スクールの生徒たちと共に出席した。

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坂上はこれまでスクールの子役たちと、こうしてイベントなどで共演するのを「正直、避けていた」とのことで、当日が初めての機会となった。「バラエティやトーク番組に出ると、再現VTRでうちの子役が出ていたりするんですが、そうすると(子役が気になって)トークがままならなくなるんです。だからやめておいた方がいいと思ってた」と明かす。

この日も、子どもたちと並ぶとそのトークや立ち振る舞いが気になってしょうがない様子。子役のひとりが自己紹介で言葉に詰まると「いまの短いあいさつで2回もつっかえた。気を付けなさい!」と厳しく指摘。さらに、緊張のあまり、なかなか普段通りのトークができない子役に「前を見る! 俺の方を見ない!」とすっかり“先生”となって指導し「とりあえず泣くのだけはやめてくれ」と突き放すようなコメントも。実際、子役が涙ぐんでしまうという一幕も…。

別の子役は、スクールでの坂上の印象を問われ「レッスンでは泣いちゃうくらい怒るし、泣くレッスンで『もっと泣け! ほら!』と坂上さんが怒って泣かしちゃうこともある。でも、テレビのインタビューになるとすごく優しい」と“表”と“裏”の二面性を暴露。これには坂上も「外面だけはいいオヤジみたい。それはないだろ!」と苦笑を浮かべていた。イベントが終わり、子どもたちが退場すると坂上はほっとした表情。「緊張します。生きた心地がしない」と言いつつも、このスクールの活動について「基本的に、一番のレギュラー番組だと思っている」と子役育成への強い思いを口にしていた。

レゴブロックの世界を完全映画化した本作。ごく普通の青年が、なぜかヒーローと間違えられて、世界を救うべく戦うさまをレゴによって描き出す。坂上は、レゴの人気について「実感がなかった」というが、映画を見て「めちゃくちゃクオリティ高い! 大人も楽しめる。こんな表現ができるのかと驚きました」と太鼓判を押していた。

『LEGO(R) ムービー』
ブルーレイ&DVD 発売中