『るろうに剣心 京都大火編』 (C)和月伸宏/集英社 (C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会

「ぴあ」調査による2014年8月1日、2日のぴあ映画初日満足度ランキングは、人気コミックを佐藤健主演で実写化した『るろうに剣心 京都大火編』がトップに輝いた。2位に“ポーランド映画祭2013”で上映され話題を呼んだ『イーダ』が、3位にイギリスの大ヒットミュージカルを映画化した『サンシャイン/歌声が響く街』が入った。

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1位の『るろうに剣心…』は、原作ファンの間で人気の高い“京都編”を『京都大火編』と『伝説の最期編』に分けて2作品連続公開する前篇。出口調査では「1作目よりスケールが大きくなっていて、激しいアクションをこなす佐藤健がカッコよかった!」「CGを使わない殺陣のシーンがとにかくすごい!佐藤健の流れるような動きに魅了された」「福山雅治の役どころが気になる!早く続きが観たい」「佐藤健の表情は、回を重ねるごとに剣心らしくなっていてカッコイイ!瀬田宗次郎役の神木隆之介も原作に忠実でよかった」「原作のイメージ通りの作品に仕上がっていて、スタッフや役者の熱意を感じた」など、10代から60代までの幅広い世代から支持を集めた。

2位の『イーダ』は、修道院で育った少女が自分の出生に隠された秘密を探る過程で辿るポーランドの光と影を描いた意欲作。観客からは「想像力を掻き立てられる作品。静かで一切の無駄がなく、余韻が残る」「宗教や政治というポーランドの社会問題が描かれている。イーダが出会う人々から何を得るのかという切り口がいい」「モノクロの映像を交えて戦争やユダヤについて描いている。自分の生い立ちと向き合い、人生の岐路を歩む姿に感銘を受けた」などの感想が寄せられた。

(本ランキングは、8月1日(金)、2日(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)