ジャズをテーマにした新コンサートスタート
ブラッド・ケリー氏は、東京ディズニーシー・テーマソングや、ショーの音楽を手掛け、2001年に東京ディズニーシーのグランド・オープニングで指揮も務めた、ディズニー音楽のエキスパート。
「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会」の第1回(2002年)から指揮・編曲をつとめ、15年間で通算650回ものコンサートを大成功へと導いてきました。
今後、ジャズを中心とした新しいディズニーコンサート「ディズニー・ワールド・ビート! 」の本格始動に向けて準備を進めており、2019年4月、東京・名古屋・大阪で開催を予定していることを発表しました。
「ディズニー・ワールド・ビート! THE "MAGIC" MOMENT 〜まほうにかかる時」は、2019年春に3公演を開催。
2019年4月12日(金)東京「サントリーホール」
2019年4月13日(土)大阪「ザ・シンフォニーホール」
2019年4月14日(日)名古屋「愛知芸術劇場コンサートホール」
ディズニーとジャズに焦点を当てたコンサートです。
ブラッド・ケリーは「ジャズという音楽、ディズニーという最高のエンターテイメントは、アメリカでほぼ同時に誕生したわけですが、その関連性に注目したとても興味深いコンサートです。
私がアレンジャーや音楽監督になる前はトロンボーン奏者として、ポップス、ジャズの音楽を演奏してきました。
ジャズのレジェンドに強く憧れていた、私のルーツのような音楽なので皆さんにお届けするのが非常に楽しみです。
ディズニー・オン・クラシックは卒業しますが、まだまだ音楽活動は続けていきますから、引き続き応援お願いします。」とコメントしました。
楽曲は、ディズニー音楽でもありジャズでも広く演奏されてきた「みんな猫になりたい」(『おしゃれキャット』)、「いつか王子様が」(『白雪姫』)などを考えているとのこと。
ジャズでありがちな長いソロをするというよりは、お客さんとのコミュニケーションを大切にした、楽しさにフォーカスしたコンサートになるそうです。
「ディズニー・ワールド・ビート! 」というタイトルは「ワールド」が肝。
『美女と野獣』はフランス、『リメンバー・ミー』はメキシコなど、色々な国々が舞台の作品があります。
この世界を音楽で楽しむコンサートになり、スウィングだけでない色々なジャンルのジャズを見せてくれるそうです。
オンクラ2018プログラム
ブラッド・ケリーのファイナルコンサートとなる「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 2018」。
今年は1曲目に東京ディズニーリゾート35周年アニバーサリーテーマソング「Brand New Day」。
2曲目はミッキーマウス90周年を記念して、『蒸気船ウィリー』全編(多分世界初演)。
3番目にはアラン・メンケンによる『アラジン』『美女と野獣』などのセレクション。
未公開の音楽もメンケンと協議中だそうです。
2部はディズニー映画『ヘラクレス』を全編演奏。
全編オーケストラ演奏は世界初のことです。