『紙の月』×『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』ユニバーサル ミュージックより発売中

宮沢りえが主演する映画『紙の月』の主題歌が、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコの『Femme Fatale』に決定した。“ヴェルベッツ”の楽曲が日本映画の主題歌として使われるのは初となる。

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映画は、角田光代の同名小説が原作。ごく平凡な主婦・梨花(宮沢)が起こした巨額の横領事件を通して、彼女の抱える心の闇が描かれる。

主題歌『Femme Fatale(邦題『宿命の女』)』は、アメリカのロック・バンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドと、ドイツ生まれの女優・モデルであるニコが1967年に制作した名作アルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』に収録されている曲。プロデューサーの池田史嗣氏は「まさか、本当に使用許諾が下りるとは思っていませんでした。ヴェルヴェッツはまさにロック界のレジェンド、後世への影響力はビートルズに匹敵するバンドで、日本映画での使用が認められたことを光栄に思うと同時に、古今東西あらゆる楽曲の中でこの作品に一番相応しい最高の曲を得たこと、吉田大八監督とともに狂喜しています」とコメント。

さらに池田氏は「宮沢りえさんが圧巻の演技で憑依した本作の主人公・梨花が迎える衝撃的なラストと(楽曲が)完璧に合致し、単なる犯罪者であるはずの彼女が曲名の通り誰よりも美しい“宿命の女”に昇華する、映画ならではの刺激的なエンディング。是非、劇場で体感してください」と語っている。

『紙の月』
11月15日(土)全国ロードショー