初出演映画の舞台挨拶に登壇したイム・スロン 撮影:松永光希 初出演映画の舞台挨拶に登壇したイム・スロン 撮影:松永光希

韓国の男性4人組ボーカルグループ・2AMのイム・スロンが1月16日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で開催された初出演映画『アコースティック』(2月4日公開)のプレミアム試写会に登場し、舞台挨拶を行った。

『アコースティック』のチケット情報

同作は、音楽を通じて夢や希望を見出していく若者たちの姿を描いた青春ムービー。韓国のイケメンバンド・CNBLUEのイ・ジョンヒョンとカン・ミンヒョクなど、旬のK-POPアーティストが出演し、話題となっている。イム・スロンが演じたのは、音楽が禁止された近未来に生きる大学生のジフ。ふとしたことから知り合った同級生の女の子に振り回されるうち、いつしか音楽の魅力を知ることになる役柄だ。

シアター入り口から登場し、ファンの前を通って舞台に向かうスロンの姿に詰めかけたファンは大興奮。あちこちから「キャー!」「カッコいいー!」と、歓声が飛んだ。役柄の共通点を訊かれたスロンは、「なかなか決断を下せないところは似ているかも(笑)。ジフは彼女のために自分の仕事を放棄してしまいますが、そこは僕とは違います!」と強調。そして「音楽の無い世界がもし現実に起きたら、ものすごく怖いですよね」と笑顔で答えた。

韓国での公開時には、2AMのメンバーが劇場に観に行ったそうで、チャンミンとジヌンから電話がかかってきたエピソードを披露。「電話に出たら、ふたりとも30秒間、笑いっぱなしなんですよ。『スロンじゃないみたいだった! でも、よかったよ』と言ってくれたんですけど、それは褒めてくれたのか、ただ可笑しかったのか、わからないんです(笑)」と笑いを誘った。

この日は、花き小売専門店が参加する「フラワーバレンタイン」キャンペーンの一環として、抽選で選ばれたファン1名に、イム・スロンが豪華なバラをプレゼントする企画も。「韓国の男子は好きな女性に花束をよくプレゼントするんですよ!」とイム・スロンが優しい笑顔とともに花束をファンに贈ると、ファンは「カッコよすぎて、どうしていいかわかりません」と喜びを隠せない様子で、会場からは羨望のため息が漏れていた。

シングル『Never let you go~死んでも離さない~』(1月11日発売)で日本デビューを果たした2AM。最後に「歌の活動はもちろん、映画やドラマでも頻繁に日本に来たいと思いますので、これからもよろしくお願いします」と挨拶し、ファンの大歓声に送られながら会場を後にした。映画『アコースティク』は2月4日(土)より全国ロードショー。