23歳のときに立てた“いい意味で変わらない”っていうのは、維持できたって感じます。初めての舞台(『クザリアーナの翼』)に立たせてもらったり、SKE48兼任という初めての経験や、SNH48のステージに初めて立てたのも23歳の出来事でした。

“いい意味で変わらなかった”けど、より一層ステージに立てる喜びだったり、自分の置かれてる環境の素晴らしさに気付けた、“ありがとう”とか“嬉しさ”に満ちた1年だったと思います。

SNH48のステージに立てて、待っててくれて“ありがとう”。地球ゴージャスさんの舞台でも、色んな経験をさせていただいて“ありがとう”。SKE48になれたことも“ありがとう”。総選挙でも“ありがとう”ですし!!!

本当に色んなところで“ありがとう”っていう気持ちが詰まった1年でした。

――1年前とは大きく環境が変わりましたが、24歳はこんな年にしたい、という想いはありますか?

そうだなあ。なんだろうなあ。「改めて、目の前のことをクリアしていく」ことかなあ。

最近っていうか数年前から、“卒業すること”が私の頭の中に、どこかずっと置かれてることなんですね。SNH48に行くって考えたときも、やっぱり卒業は頭にありました。なので、卒業を考えているからには、“卒業してから自分のためになること”っていう感覚で、ずっとお仕事をしていたんです。

でも今はそうじゃなくって、“卒業したら”っていうことよりも、“今”、自分に与えられた仕事、置かれた立場を、しっかりクリアしていくことだけを考えるようになったんです。

“卒業したらどう”とか、“卒業してから自分のためになるか、ならないか”とかじゃなくて、また、数年前の自分に戻してもらえたっていうのかな。違う言い方をすると、“もう一度アイドルをやる”という感覚が強くなっているんです。

――最近まで“アイドル”という感覚から、遠ざかっていたということ?

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