『ミュータント・タートルズ』 (C)MMXIV Paramount Pictures. All Rights Reserved.

『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイが製作を手がける『ミュータント・タートルズ』が全米で公開され、週末3日間で6500万ドルの興収をあげて早くも続編の製作が決定した。日本でも新たな特報映像が公開され、スクリーンを縦横無尽に動きまくるタートルズの姿が紹介されている。

特報映像

本作は、レオナルド、ラファエロ、ドナテロ、ミケランジェロの4人の“タートルズ”たちが悪に立ち向かう姿を描いた人気シリーズを新生させた作品。ベイが製作を、『タイタンの逆襲』のジョナサン・リーベスマンが監督を務め、ミーガン・フォックス、ウィル・アーネットらが出演する。

本作シリーズはこれまでも繰り返し映像化されてきた。1984年に誕生したコミックが大人気を集め、1987年にアニメ化、1990年には実写映画化されたのを皮切りに、何度も描かれているが、2014年版の最大の特徴は“極限のアクション”と“豊かなキャラクター表現”だ。このほど公開された予告編でも、雪山を華麗にすべりおりるタートルズをはじめ、巨大なタワーの倒壊によってピンチを迎える場面、アクロバティックな格闘シーンなど、短い映像に“これでもか”とばかりにアクションが詰め込まれている。

さらに本作ではタートルズを最新のモーションキャプチャー技術(俳優の動きをコンピュータに取り込んでCGで表現する)を駆使して描くことで、これまで以上に実在感のあるキャラクター表現が可能になった。本シリーズは、リーダーで真面目なレオナルド、武闘派の切り込み隊長ラファエロ、新マシンを次々に開発する頭脳派のドナテロ、愉快なムードメイカーのミケランジェロの絶妙な掛け合いや、コンビプレイが大きな魅力だが、このほど公開された映像でもそれぞれのキャラクターが個性を発揮し、時には4人で、時にはタッグを組んで敵に立ち向かったり、フザけて笑いを誘ったりしている。

本作は、アクション、ギャグ、スペクタクルなどエンターテインメント要素が凝縮された作品で、アメリカだけでなく日本でも人気を博すのではないだろうか。

『ミュータント・タートルズ』
12月19日(金)全国ロードショー

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