『海月姫』(C)2014映画「海月姫」製作委員会 (C)東村アキコ/講談社

東村アキコの人気コミックを能年玲奈を主演に迎えて実写映画化する『海月姫』の特報映像が公開になった。能年がほぼスッピンで三つ編み・めがね・スウェット姿のオタク女子・月海に扮し、映像のラストではなぜか白目の状態を披露するインパクトのある映像だ。

『海月姫』特報映像

『海月姫』は、クラゲを愛する主人公・月海(つきみ)を始め、三国志を熱烈に愛する“まやや”、枯れたオジ様専門の“ジジ”ら、男性を必要としない人生を送っているヲタ女子の集まり“尼~ず”が暮す男子禁制の天水館を舞台にした物語。原作コミックは第34回講談社漫画賞少女部門を受賞するなど、高い評価を得ており、2010年にはアニメ化された。実写版では月海を能年が演じるほか、月海や尼~ずと友情関係を築いていく鯉淵蔵之介を菅田将暉が、蔵之介の兄で女性恐怖症で童貞の鯉淵修を長谷川博己が演じる。

このほど公開された特報では能年演じる月海が、クラゲへの愛を炸裂させて専門店の店員につめよる強烈なシーンに始まり、“尼~ず”のメンバーが次々に登場。“男を必要としない人生”をモットーにしている彼女たちの前に、菅田演じる女装男子・蔵之介が現れる場面も描かれる。映画では、月海がついに見つけた幸福な住処=男子禁制のアパート天水館が奪われる危機や、オタク人生を揺るがす鯉淵兄弟の出現が描かれるようで、特報のラストでは危機の大きさに耐え切れなくなったのか、月海が白目状態になるところで映像は終わっている。

また、映画の公開日が12月27日(土) になることも発表された。

『海月姫』
12月27日(土) 全国ロードショー