『2018JリーグYBCルヴァンカップ』プレーオフステージ第2戦が6月9日(土)・キックオフを迎える。初戦から1週間、6月6日の『天皇杯』2回戦を挟んでのゲームとなる。

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カードは以下の通り。
ベガルタ仙台×湘南ベルマーレ ユアテックスタジアム仙台
浦和レッズ×ヴァンフォーレ甲府 埼玉スタジアム2002
ジュビロ磐田×ガンバ大阪 ヤマハスタジアム(磐田)
ヴィッセル神戸×横浜F・マリノス ノエビアスタジアム神戸

まずは仙台×湘南。両軍ともベストメンバーで臨んだ第1戦で、湘南が約1か月ぶりに先発したMF梅崎司の2ゴールなどで3-0で先勝。仙台が押す展開ながら湘南は守備で耐え凌ぎ、決定力の差を見せ付けたのだった。ただ仙台も諦めてはいない。5月6日『明治安田生命J1リーグ』第13節・湘南戦では3-1で完勝。6月6日『天皇杯』でも仙台はザスパクサツ群馬にFW西村拓真のハットトリックなど4-0で大勝している。湘南が絶対優位の中、仙台は大逆転へ虎視眈々。

第1戦・甲府×浦和は2-0でJ2勢唯一の勝ち残りである甲府が先勝。浦和守備の隙を突いた2得点もただのラッキーではない。甲府が球際で勝ち、運動量で勝ったのだ。シュート数も浦和の5本に対し、11本も放った。しかも、6日の『天皇杯』で浦和は10人が『ルヴァン杯』と同じメンバーという布陣だったが、甲府は先発総入れ替えで臨み、きっちり流通経済大に勝利。追い風は甲府に吹いている。

磐田×G大阪は『天皇杯』がキーとなる。初戦は強固な守備ブロックとカウンターでG大阪が1-0で勝利を手繰り寄せたが、『天皇杯』2回戦で落とし穴が。G大阪は関西学院大を相手に、『ルヴァン杯』磐田戦と同じ先発を10人並べたものの、劣勢を強いられる。先制を許し試合終了間際同点に追い付くも、延長戦突入早々に2点目を入れられジ・エンド。対する磐田は主力を温存し、『天皇杯』2回戦へ。中京大に93分に追い付かれる嫌な展開ながら延長の末3-2と振り切った。ダメージはG大阪に重くのしかかる。

横浜FM×神戸の初戦は、シュート42本が乱れ飛ぶド派手な打ち合いを、4-2で横浜FMが制した。2点のアドバンテージを持つ横浜FMが有利だが、神戸にも2点のアウェイゴールがある。さらに『天皇杯』2回戦でも、横浜FMは主力を温存したとは言え、大阪FCと4-3の大激戦を演じている。一方、神戸は半数のメンバーを入れ替えながら福岡大に3-0で勝利。ホームでの第2戦に勢いを付けた。

『ルヴァンカップ』プレーオフステージ第2戦は6月9日(土)に行われる。9月5日(水)・9日(日)に開催される準々決勝に勝ち進むのはどこか。各カードともチケット発売中。