しまじろうコンサート「たんけん!うみのワンダーランド」 しまじろうコンサート「たんけん!うみのワンダーランド」

ベネッセの幼児向け通信教育サービス「こどもちゃれんじ」が、2018年春に30周年を迎えた。「こどもちゃれんじ」のキャラクターとして教材に登場する「しまじろう」も、同時に30周年となった。

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毎年人気を博している親子向けコンサートの「しまじろうコンサート」でも、30周年を記念して、会場の親子がそろって楽しめる企画を予定している。記念すべき2018年夏のコンサートのテーマは「たんけん!うみのワンダーランド」。通常のステージにくわえ、最後のアンコールに「30周年記念特別ステージ」が追加された。この特別ステージでは、しまじろうがタキシードで登場し、キャストたちとともに、歌と踊りで30周年の特別なダンスパーティーを披露する。

さらに、コンサートでは参加者に紙製のパーティーハットが配布される。このハットはその場で組み立ててかぶることができ、会場全員で30周年をお祝いするという演出になっている。通常のコンサートでは舞台の写真撮影は一切禁止だが、「30周年記念特別ステージ」では最後に撮影タイムが設けられており、舞台の様子や、コンサートを楽しむ子どもたちの姿を写真に収めることができる。

「しまじろうコンサート」は、乳幼児連れでも参加しやすい工夫が凝らされており、これまでにも多くの親子が「初めてのコンサート」として、このしまじろうコンサートに訪れている。ベビーカーでも楽に来場できるよう、各会場にベビーカー置き場を設置し、子どもの相手に慣れたコンサートスタッフを多めに配置している。また、会場内におむつ替えや授乳スペースなども用意されており、乳児連れも気兼ねなく参加できる。

コンサート公演中は会場が暗くなりすぎないよう、照明が一般のコンサートより明るめになっている点も好評だ。暗がりを怖がる子どもへの配慮だけでなく、途中での出入りの際も足元が明るく、また上映中に子どもが親の顔を見られ、かつ親も子どもの楽しむ様子が見ることができる。

全員が乳児・幼児連れのため、公演中は子どもが泣いたりしても、「お互い様」という雰囲気のもと、コンサートは行われる。手遊び歌やクイズ、掛け声などで観客と舞台が一緒にコンサートを進めていく「参加型コンサート」で、気兼ねなく、歌ったり大きな声を出したりして楽しめる仕様になっている。

さらに、会場ではコンサート限定のグッズも販売されており、コンサートDVDやぬいぐるみ、人気Tシャツメーカー「OJICO」とコラボした親子Tシャツなど、子どもが喜ぶグッズが多数用意されている。また、会場の中と外には撮影スポットが設けられるなど、コンサートの来場記念にもなる様々なお楽しみ要素が盛り込まれていた。

30周年記念特別ステージが楽しめる「しまじろうコンサート 2018夏ツアー」は、東京を皮切りに、9月30日まで九州から東北までの全31都市で開催される。チケット発売中。

取材・文:相川いずみ